本屋さん
本屋さんに行きたい、、!!
本屋さんが好き。別にめちゃくちゃ本を読む方じゃ無いし、流行りの漫画もほとんど読んでいないんだけど、本の「やる気にさせてくれそうな雰囲気」にどうしても惹かれてしまう。だから何か気分を変えたい時や、新しいことを始めたい場面にどうしても本屋さんエッセンスを自分の中に取り入れたくなるのだ。
今がまさにその時期らしく、無性に本屋さんに行きたい。
値札なんか見ずにポンポンとカゴに放り込みたい。
そして併設されたカフェスペースでノートを開いて「やってる風」に浸りたい。
こういう人間を僕が住んでいる土地では「イキった奴」と呼ぶ。
書いていて僕自身もそう思う。
アマゾンプライムの電子書籍
でもやっぱり世間は緊急事態宣言真っ只中。今日にも神戸では解除される見通しだけど、本屋さんに長く入り浸ることは避けたいもの。今月号のブルータスが読みたくてアマゾンで注文しようとしたんだけど、在庫無しで入荷が26日以降だそう。あれ?アマゾンて本屋じゃなかったっけ?
「これはとりあえずお預けかなー」とページを後にしてカーサをクリックすると今月号のカーサはプライム会員ならなんと定額で読める!「えー。本当ー?」と思いながらDLしてみた。そしたら本当に読めちゃった。
読めちゃった。
けど読めちゃったって感覚だけで、いまいち「読んだーー。ええもん見たなあーー。」って感覚は無かった。やっぱり紙ベースがいいな。
でも、良い事、というか得た事もあって、「紙でこの本を買おう」と思い直したのだ。今月号のカーサブルータスは現代美術特集で元々は買おうと思ってなかった。
多分冒頭数ページの「試し読み」でも気持ちは変わらなかったと思う。
でも冒頭に紹介されているアーティスト以外のインタビューや終盤のコラムに惹かれて、しっかり読みたいと感じたのだ。
立ち読みで見ている箇所
考えてみると本屋さんで立ち読みしている時に1ページ目から丁寧に読むことって少ないよね。だいたい「ババッて」中程から開いて、10ページ毎に「バッ、バッ」てしてるイメージ。その感覚に今回の電子書籍は近かったように感じる。で、立ち読みして良い本(興味深い本)に出会えたのと同じように購買意欲が湧いたのだ。それと「電子書籍慣れ」していない僕は、しっかり読みたい時に紙の本を欲してしまう。きっと偉い人が考えた罠にキッチリとハマったのだと思う。良い罠にハマってよかった。
しかし「よしじゃあ買いに行こう」と思っても買いに行けないのが今の世の中。
当たり前が出来ない生活にも慣れた(飽きた)ように感じる。
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