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教員を辞めてからの転職経験談

元小学校教員のワタリです!(退職当時29歳、既婚、妻妊娠中)
6年間小学校で担任をしていました。しかし、毎日心身ともに擦り減らしながら働いていて、こんな日々があと30年近く続くのかと考え始め、最終的には自己都合退職して転職しました。

今回は、私が小学校教員を辞めてから現在の仕事に就くまでのことを話していきます。
※リアルな退職金額も書きます。
※よくツイッターなどにいる、教員から転職して起業したとか、大手企業に転職したとか、ネットのインフルエンサーになったとか言う教員ではなく、普通の小学校教員が、普通に転職した話です。

教員から転職を考えている人にとってリアルな転職経験談を記事にしています。
転職を考えている教員のあなたに後悔して欲しくないので、
この記事を読んだ後で、あなた自身の職業選択の判断材料の1つにしてほしいです。
どんな人生を歩むかは、あなたの自由です。

有料にしていますが、おしゃれなカフェでコーヒーを1杯買ったと思って読んでいただけたらと思います。(有料にしているのは、読者に有益だと思う情報を本気で書いているからです。
※冒頭は無料です。

正直、あなたにとって、教員を続ける選択が失敗だったら、その分の人生を損します。転職をして失敗したら、お金の面でも損をします。この記事に500円使って、失敗のリスクを減らせるのであれば、結果的に何万〜何百万円も得になります。「読む」か「読まない」かは、あなたが判断してください。

※私の主観であることを前提に記事を読んでください。ここに書いたことが、全ての転職にあてはまるとは限りません。


私は、大学を卒業してすぐ小学校教員(臨時採用のちに本採用)になりました。

1年目から本当に忙しい毎日で、1日12時間は学校にいました。
家に帰ってからは、食事、入浴、睡眠、この3つのことしかできませんでした。
それでも、この仕事しか知らないので、教員の仕事はこんなものだろうと思って働いていました。

しかし、本採用になってから赴任した学校で出会った先生の中には、転職サイトで転職探しをしている先生がいました。(その人は転職していませんが)
その学校には、何人か転職を考えている先生がいたので、私も転職を考えるようになりました。

転職を考えるきっかけとして、学校の当たり外れがあると思います。私の場合、本採用になった時の学校は、大外れでした。(パワハラ校長、忙しい)
違う学校に行けば、何か変わるかと思い、3年して異動希望を出し、それが通って異動になりました。
しかし、異動先の学校もパワハラ校長+忙しい学校でした。
もう絶望を感じました。
どこに行っても同じか……と。(これは運次第ですが)
そこから私は腐り始め、必要最低限の力しか使わないようになっていきました。

また、妻が妊娠し、子どもが産まれたら、私も育児に積極的に参加したいと思うようになりました。
教員をやっていたら、現実的に育休は取れませんし、今の生活では出勤は早く帰りは遅いので、自分の子どもが起きている時間に会うことがほとんどできないのです。
そう思うと、血の繋がった自分の子どもより、他人の子どものために多くの時間を使う(勤務時間以外の時間)のはバカらしく思えてきました。(教員として最低な考えかもしれませんが)

そんな腐り教員をやっている中、同じ学校で働く臨時採用の先生と話していたら、その年の教員採用試験は受験しないと言っていました。
その話を聞いて、
「私も教員辞めようかな」
という考えが強くなりました。

そこから、真剣に転職を考えるようになったのです。
初めて転職は、ハードルが高いもので、何かきっかけがないと実行しづらいものです。(私は何年もうじうじしていました。)
私にとっては、その先生の言葉がきっかけです。
実際、その先生と一緒に辞めました。
その先生のがいなかったら、転職できていなかったかもしれません。
私も転職を考えるあなたにとって、何かのきっかけになれればと思います。
(転職するかしないかは、あなた次第ですが)

転職を本気で考える人は、下の記事も参考にしてみてください。

さて、そろそろ本題に入っていきましょう。

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