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【日記】カービィ大好き息子とカービィカフェに行って来た話。

2023年の話は2023年の内に!
というわけで、先日カービィカフェに行って来た話を、画像多めにして出来るだけサクッと書いて……と思ったのですが、結局間に合わなかったー!
皆様明けましておめでとうございます。新年一発目の記事は、私の去年の個人的な宿題、カービィカフェ体験記をお届けします。

思い起こせば、戦いの始まりは春でした。
「カービィカフェ、行ってみたいぽよー!」という息子の台詞で、星のカービィのコンセプトカフェなるものが存在することを知った私は、「しゃーない、ここまで好きなんだから一肌脱ぐか……」とカービィカフェの予約を取ろうと試みたのであります。
が。すんげぇ。超激戦。
ここ語ると長くなるんですが、カービィカフェは全席予約制で、まぁまぁ月ごとのweb予約が開始されると、たった10分かそこらで全席・全時間帯が埋まっちゃうんですね。で、予約開始の日付を忘れたり時間を忘れたりしながら5,6回トライして、ようやく予約が取れたのが年末だったわけです。息子はもうクリスマスの前から「カービィカフェ、あと10日ぽよね!」などとウキウキしてました。

そして当日。
まず出発前の時点で、主に私のテンションに暗雲が立ち込めていたわけですが……

温かいコメントを頂いて、気を取り直して出掛けました。
まぁ道中つらつら考える内に、「もしや夫には、主語が『私』の台詞では伝わらないのでは?育児とかで言われるI(アイ)メッセージじゃなくて、YOUメッセージにしないと駄目なんじゃね?」という閃きを得たのですが、これまた長くなるのでその内、別の記事に書こうと思います。

で、案外あっさり無事に到着出来ました。東京スカイツリー!

どどん。

カービィカフェの予約時間が16:35で、ざっと2時間前に到着。
ゆっくりお土産物(=カービィグッズ)でも見ておこうと思っていたのですが、息子が超高速で買うものを決めてしまったために、1時間以上時間が空いてしまいました。
結構デカい手荷物をぶら下げて、早くもちょっと間違えたか?とか思いつつ、ソラマチの中をうろついて「これも欲しいぽよ!」「もう買いません!」を繰り返し、何とか時間を潰してからカービィカフェへ。

喫煙所で私がニコチンを補給している間、息子に待っててもらっていた図です。
寒いのにすまぬ息子。でもほら、ここからカービィ見えるから…!(笑)。

ちなみにカービィグッズのお店では、息子が一年近く前から欲しがっていたオルゴールを含めて数点買ったのですが、オルゴールが割れ物だったためか「カービィがお怪我をしていないかどうかご確認を~」と購入前の確認を促され、息子と二人で大ウケしました。商品の破損と言わずに「カービィのお怪我」と呼ぶの凄い。世界観が徹底してる……!!

で、いよいよカービィカフェに入店。
写真だと縮尺が分かりにくいのですが、入り口に巨大なお皿とカービィ・ワドルディのぬいぐるみがあって、お皿の前に立ってスタッフさんに写真を撮ってもらえるスポットがありました。

このお皿、私の身長より断然大きいです。180cmぐらいあるんじゃなかろうか。
ちなみに撮影時の掛け声が「はい、プププ!」でした。世界観凄い(2回目)。

あ、コンセプトカフェが何かよく分からない方にご説明しますと、えぇと……アレだ。局所的なディズニーランドだと思ってもらえれば、多分大体合ってると思います。

注文した後は自由に店内を歩いたり撮影したりして良いそうで。
あちこちよく見ると小さいカービィのフィギュアが仕込まれていたりして、眺めているだけでもかなり楽しかったです。
え、いや、そのですね、私も何だかんだ、最近とみにカービィが可愛く見えるようになる病気にかかってしまっていまして……まぁ元はと言えば初代カービィをリアルタイムでプレイしていたのもあるし、そもそも息子のカービィ推しが感染力がなかなか高いんです、仕方ないんです……!

敵キャラのウィスピーウッズ。カービィカフェの中心にどどんと存在します。
リンゴを落として攻撃してくるあたりが採用理由なのかなぁ。
オサレなカフェによくある黒板のアレです。
が、カービィ尽くしです。かわいい。
壁もこんな感じです。オサレかわいい。
こういう家に住みたいとは思わないけど、FF14内の家にこういうの作りたいなぁ…。

さて、そんなこんなで料理も到着。

「冬のカービィバーガー&粉雪チーズのパスタ(お皿付き)」¥2980。
お皿なしだと¥1980なんですが、どうせ高いならお皿も欲しい…!と頼んでしまいました。
ちなみにピンクのパン部分は、ほんのり甘いけど意外と普通のパンでした。
奥が「ヘンケイ!くるまほおばりケーキ」¥1880。
手前が「ウィスピーウッズのアップルパイ(お皿付き)」¥2080。
縮尺分かりにくいですが、アップルパイは結構小さくてペロッと行けた反面、
奥のケーキはかなりデカくて大苦戦。2人でシェアする前提で頼むべきだった…。
「アートコレクション・オ・レ(マグカップ付き)」¥1980。
アイスチョコレートラテ(要はココア)を頼んだのですが、ホイップクリームの上に、印刷されてるみたいに綺麗に絵が描いてあって、これどうやってるんだろ…?ってめっちゃ気になりました。
プリンター的なそういうのがある…んだよねきっと…?

ちなみに限定商品がいくつかあったのですが、「出来るだけ多くのお客様に吸い込んで頂くため、お一組様1つまでの注文とさせて頂きます~」だそうで、ここでも「食べる」でなく「吸い込む」と呼ぶようです。カービィ基準の世界。

そして細かくいちいち値段書いてるあたりでお察し頂きたいのですが、私は日頃かなり ケチ 慎ましい生活を送っておりまして、正直スタバも高いからって滅多に飲まないレベルなので、ほんと「たっか!マジでたっか!!」ばっかり思ってしまっておりました。
でもここで食事をする以上、どうせ高いもの頼むしかないんですよ。はるばる電車賃かけて来てるわけです。もう1000円出せばお皿とかマグカップとか持ち帰れるんです。お皿を1000円で買ったと思えば、もう他のあれこれと比べたら全然高くないような気がしてくる訳です。そもそも覚悟してきてるし。息子は食べたいものを食べれば良い、私はお皿とマグカップ貰える奴を頼もう!って家出る前から決めて来てたわけで。

で、そんな庶民街道をめり込む感じの私の財布的な葛藤はさておき、このように素人が適当に撮っただけで、超映えるものが来るんですよね。凄い、マジ凄い。めっちゃ繊細だし綺麗だし可愛い。ホント芸術品って感じでした。
味も美味しかったです。正直「くるまほおばりケーキ」はデカすぎて最後がしんどかったですが……息子もずっと食べたいと言っていたものを限界まで食べられて、めっちゃ喜んでました。
お昼を減らしてお腹空かせて来た甲斐があった…!!空腹に耐えてよく頑張ったぞ、息子。そして私も残飯処理をよく頑張った。

さて、1万円を軽く超えたお会計に金銭感覚がガラガラと崩れ落ちるのを感じながら、カービィカフェを退店。この時点で18時、外は真っ暗。
ですがここから第二の目的地、スカイツリーへと向かいます。

ソラマチ周辺のイルミネーション。
写真じゃ伝わらないのですが、めっちゃ綺麗でした。

私の「夜景見たい」欲に息子を付き合わせる形ですが、まぁまぁはるばる来たのだし、ソラマチに来た以上はスカイツリーぐらいは見たい、一回ぐらいは登りたい……!

って。人、多っ!!
なにこれ、入場チケット買うための行列があるの!?マジで!?
っていうか入れる時間枠とか制限とかあるの!?え、スカイツリーも予約してからじゃないと入れなかった…!?

とめちゃくちゃビビりつつ、それでも一応当日券売り場に並んでみると、5分ほどで無事にチケットを買えて一安心。どうやらそのまま入れるそうです。良かった良かった。

しかしまぁ、そこからエレベーターまで行列、エレベーターを降りてからもめっちゃ人がいっぱい。しかも外人さんめっちゃ多い。まぁここは観光地だから仕方ないとして、それにしてもゆっくり夜景を眺めるとかいうレベルではないような……。
そして息子はといえば、

「こわいぽよ……ぼく、高所恐怖症なんだぽよ……」

うん。ごめん、薄々知ってた。
遊園地の観覧車は乗りたがるけど、ジェットコースターは死んでも乗らないし、ジャングルジムも苦手で、まぁまぁ高い所苦手だよねって思ってた。
でもちゃんと床があれば大丈夫かと思ったんだけど……。

「これ以上向こうは見たくないぽよ……早く帰るぽよ……」

普段、外出時には「ぽよ」は言わない息子ですが、カービィカフェの効果か「ぽよ」が復活してます。だからといって緊張が取れてるというわけでもなさそうだけど。

でもせっかく上ったんだし、なるべく内側を見るようにして、一周回ってから降りよう?と説得し、展望ロビーをぐるっと回る内に、望遠鏡を発見。

「やる!あれやりたいぽよ!」

……外見ると怖いんじゃなかったの?

「望遠鏡を通してなら大丈夫なんだぽよ!!」

ホンマかいな。まぁいいけど。

というわけで望遠鏡に200円を投入すると、息子が嬉々として弄り始めたので、その隙に私もここでようやく念願の夜景を眺められました。流石に東京の夜景、茨城とはレベル感が違います。マジで綺麗だなぁ。
いや、東京にいた頃に見たけど。東京タワーなら何度か登ったことあるし、それ以外でもちょこちょこ夜景は見てたんです。でも久々に見ると本当にマジで綺麗。こればっかりは田舎じゃ見られない風景なんだよなぁ。

夜景をズームしようとしてちょっとブレてます。
実は月も見えてました。
これも写真じゃ伝わらないですが、流石東京。素晴らしい夜景。
お正月飾りもありました。
隣にちいかわverもあったのですが撮り忘れ。

望遠鏡で多少気を取り直したらしい息子を連れて何とかぐるっと一周し、じゃあ降りようか、となった……のですが、そこからが長かった……!!
展望デッキ階から下りのエレベーターまで2階分ぐらい降りていくのですが、その間がずっと行列状態。これなら嫌がる息子を無理に一周させなくても良かったのでは?と内心思いつつ、行列を数十分かけてじわじわと進み、買い込んでしまったカービィグッズの重さに色んな筋肉が悲鳴を上げ始めた頃にようやくエレベーターに到着しまして、無事にスカイツリーを降りられました。
この時点で19時半、最短で降りたつもりで1時間半はかかっていましたが、最後まで機嫌よく頑張ってくれた息子に感謝です。

そこから電車を乗り継いで、帰宅は22時半ごろになりましたが、帰り道は大きなトラブルもなく、スムーズにいけました。よかったよかった。
正直疲労困憊過ぎて、息子のステータスまで判別できていませんでしたが、帰りの特急で私と一緒に寝ていたところを見ると、やっぱり疲れてたはずだよなぁ。
息子はかなりの内弁慶で、外出時には非常に大人しく振舞うのですが、それでも終始機嫌良く「今日は良い日だったぽよね!!」と繰り返し言ってくれていたので、楽しめていたのだと思います。たぶん。スカイツリーの人込みの中で気力体力を使い切ってしまった私より、その意味ではタフなのかもしれません。えらい。すごい。
とにかく、夜遅くまでの強行軍をよく頑張った、偉かった!と誉めておきました。いやー、機嫌のいい同行者って、それだけでマジ助かる。

母や夫の不機嫌(夫の場合は恐らく「不機嫌に見える」だけなのですが)に振り回されがちだった私としては、ついそれだけで超感謝してしまいます。疲れてる時ってマジで喋る気力がなくなるので、他人と居る状態だとそこを取り繕うだけで精いっぱいで、更に機嫌が悪い相手のフォローとなるとめちゃめちゃ負担で。
息子は疲れてても喋る気力を失わず、機嫌も悪くならないってことなのかなぁ。だとしたら凄いなぁ。

と、そんな感じのカービィカフェでした。
先にお土産買おうとか、スカイツリーに寄ろうとかの計画自体がちょっと無茶があったかな、とは思いますが、全体としては目的を全て達成できたし、かなり楽しんで来られたので良かったです。息子も非常に喜んでくれていました。
ちょっと散財し過ぎた感はありますが、まぁまぁディズニーランドに行ったと思って良しとしよう。戦利品のお皿もあるし!(笑)。

って短く書くつもりで5000字になってた……私にはやっぱり短くまとめるのは難易度が高いようです。

そんなわけで、新年初投稿でした。
2024年もどうぞよろしくお願いいたします!!m( _ _ )m

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