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過去の自分に励まされる。日常を記録することの意味

言葉を紡ぐのが楽しいと思えなくなったのはいつからだろう。noteという場所に来てから四季が二周して、そうそう書きたいこともなくなってしまった。エディターを目の前にした時の「何を書こう」というワクワク感も、投稿ボタンを押すときの胸のドキドキも、今は昔、まるでなかったことのよう。

去年の今頃の自分は何をしていたんだっけ?と、noteのアーカイブを遡った。2018年11月。どうも書くのが楽しくてたまらなかった時期みたいだ。どの文章を開いても、今よりずっと錬られている。そして何より、面白い。なんやねん、去年の私。面白いやんけ。笑わせんといてや。

面白くあろうとすること、笑わせようとすること、笑うこと、どれもエネルギーのいることだ。そういえばもう四ヶ月ぐらいテレビのバラエティ番組を見ていなかった。あんなに大好きだったお笑いにもなんだか飽きちゃって、冷めちゃって、つまらなくなってしまっていた。なにより、笑えないことがたくさん起きたし。

久しぶりに録画したお笑い番組を見てみると、以前より笑いにくくなっていることに気づいた。たぶん、番組が面白くなくなったんじゃない。私の「笑う力」が弱くなってしまってるんだ。

ここは笑わせようとしているところだな、そういうシーンを見て、思い切って笑う。声を出す。笑うべきシーンから面白い要素を自分で見つけ出して、笑う。わはははは!バカみたいだけど、笑い上戸になったつもりでケラケラ笑ってみると、なんでも面白く感じられてくる。不思議だ。笑うのには力がいる。

笑うのには努力がいる。笑っている人は、なにも考えずにただバカみたいに笑っているんじゃない。自分の意志で「笑おう」と決めて、笑うために笑っているんだ。

一年前の私はなにもかもに笑っていた。目の前にあるすべてを面白く感じるように努力していた。

何の役にも立たないと思っていた私の日常記録は、一年の時を経てしっかりと役に立った。

毎日を切り取って記録しておくことには意味がある。未来の自分にきっと届く。誰の役にも立たなくても、それだけで十分じゃないか。



おわり

#エッセイ
#音声入力で書きました
#いつもより丁寧に書いたよ


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