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宮崎県の海の民俗

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宮崎県沿岸部の海の民俗についての記事を紹介します。
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記事一覧

海辺の猟師~海と山のはざまで~

『みやざき民俗』61号草稿 明治四十一年六月に柳田国男が椎葉村を訪れてから平成二十年で百年…

K.WATANABE
2年前
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トビウオをめぐる民俗誌 ー宮崎県都井岬のトビ網漁ー

「トビウオをめぐる民俗誌」『宮崎県総合博物館紀要21』(平成11年3月、宮崎県総合博物館)草…

K.WATANABE
2年前
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都農の漁船の歴史

この文章は、平成8年3月に山本健治「都農の漁船の歴史」と題して『宮崎県総合博物館紀要 24』…

K.WATANABE
2年前
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ある社会学者の油津訪問

1998年10月29日、NHK教育テレビ ETV特集 『海を行く(4)黒潮の浜の大網引き宮崎・油津で復活し…

K.WATANABE
1年前

宮崎県沿岸部の漁法について

『宮崎県地方史研究紀要23 』(宮崎県立図書館、平成9年3月)原稿 はじめに 宮崎県における…

K.WATANABE
3年前
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細島漁民の歴史

1、細島漁民の移住★移住のはじまり 『本藩実録』には、細島の漁船の都農沖での密漁のことが…

K.WATANABE
2年前
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日向灘の民俗

渡辺一弘、平成11年(1999)、宮史連だより原稿  宮崎県総合博物館がリニューアルオープンして約一年が経つ。客数も落ち着いてきて、今後、博物館が飽きられないためには、魅力的な企画展とよりよい常設展示への更新が求められてこよう。民俗展示でいえば、まず、国指定の重要無形民俗文化財『日向の山村生産用具』のさらなる充実とこれらの民具から山の文化をとらえ直す作業であろう。また、大きく取り上げた神楽に関しては、最低でも宮崎県の神楽のデータベース化を急がなければならないだろう。この他あ