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助けられる範囲

まず初めに一言言っておく、いくら救いの手を差し伸べたつもりでも相手がそれを受け入れなければそれは救いの手にはならない。

神の愛は無限だが人間の愛が届く範囲はその人のせいぜい周り10人程度が限度だろうと思う。
その中でも100%全ての想いが届くことは無いと断言する。

手の届く範囲にしか手は差し伸べられない。
助けたくても相手が助けを求めてくれなければ助けることはできない。
その事を本当に最近実感した。
何より「助ける」というのは上から目線の言葉であると認識した。
「力を貸す」「肩を貸す」などという表現がわたしの思う行為に適切であろうと思う。

上記の事柄を加味した上で言うがこれは決して悲観的な事柄では無い。むしろ手が届く範囲にしか手が届かないということがわかったという発見であり価値の創造である。
握手と同じで互いが互いを信頼していなければ助力が成り立たないということもそうだ。
何事も一方通行ではいけないという発見だ。

そしてこれは個人の単位以外にも当てはまる。
グループ、団体、法人、国家、組織、世界にもそのまま当てはめることができる。
その手の長さを決めるのは、他ならぬ自分自身だ。わたしはこれからも手を長く長くしていく方法を探し続ける。
それこそがわたしにできることだ。

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