見出し画像

おすすめ書籍📙ほんまつ

「繕っても意味がないんだ」

冒頭7、8ページのこの一節付近で、この本を購入することを決めました。

逆に言うと、「(偽ってもいいから)こう見られたい」というときは、繕ったらいい。

でも、無理せず等身大の自分を見てもらいたいときや等身大の自分を見せたいときは、無理に繕っていく必要はない。仕事でも恋愛でも、人に見られることばかりを気にするのではなく、(悪い意味じゃなくて)ユニクロでいけばいいじゃないか。そう思わせてくれた書き出しでした。

ちなみに、エッセイ本のカテゴリーですが、結構写真がありまして、写真集かな?笑 と思えるほど写真のページが続いていました。笑 でも、松岡茉優さんは好きだから、良い!!笑

途中は雑誌のような、是枝監督と三谷幸喜さんとの3人での会話がそのまま綴られていました。3名の鼎談(ていだん)の内容もおもしろく、最後に松岡さんがおっしゃった「私、50代ぐらいがすごく面白くなる予定なので、お二人には長生きしていただきたいです。」という一言に、松岡さんの人柄が濃縮されているような気がしました。きっと本性で思っているだろうけど、上手いなぁと思いました。(ただ、ちょっと長かったかな?笑)

リリーフランキーさんとの対談でも、松岡さんの気配りが描写されていて、素敵な方で年上の方からもすごく頼りにされ、人としても好かれる方だろうなと感じました。(こんな人になりたい。。)

エッセイ本ということもあり、松岡さんの幼少期の出来事についても綴られています。本当に(笑える方の意味で)面白かったです。

📙ほんまつ 著者: 松岡茉優


僕の親友が「本って他人の人生を経験できるものなんだよ。だから本は読みなさい。」と昔に学校の先生に教わったというけれど、エッセイはその最たるものだと思う。

出てくるいろんな言葉に、自分がスッキリしていなかったものを他人も同じように考えていて、それを言語化されていてすごく助けられました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?