見出し画像

夢から、さめない


 皆さん、こんにちは。オランダ妻は電気ウナギの夢を見るか? 木賃ふくよし(芸名)です。
 突然ですがワタクシ、夢を夢だと気が付いてしまうタイプなんですよね。

 で。色んな人と話をしてても、ワタクシと夢の見方の種類が近い人にあんまり出会わないんですよ。

 まあ、目が醒めると夢自体を忘れてしまう事や、夢を見ていた事さえ忘れるケースもあるので、正確な所はわかりませんが、それなりに記憶している限り、五割以上の確率で、


 (´・Д・)」 今、夢の中か、、、。



 って思いながら夢を見てます。ちなみにほぼカラー。
 で。ワタクシ、夢の中では1/3ぐらいの割合で、映画を観ている状態なんですよね。ええ。つまり、スクリーンのない映画とか、画面のないTVみたいな感じで、ワタクシも存在しません。平気で場面転換するし、カメラワークもアップからクォータービューから俯瞰まで動き回ります。
 概ね三人称視点。三人称視点なので、これは夢だな、と気付く割合が高いですね。ええ。あと、ワタクシ自身の物語への介入能力はほぼありません。つまり、ただ映画を観てるだけの感覚です。時折、神の視点から物語を早送りする能力が発動したりもしますが。
 まあ、映画だかTVを観てる感覚なんで、お得と言えばお得ですが、話に整合性がなかったり、話の前後が繋がってなかったり、尻切れトンボだったりしますんで、別に面白くもない映画を観させられている事の方が多いんですが。ええ。

 んで、1/3ぐらいの確率で、ワタクシは夢の中の物語の登場人物になってます。こちらはワタクシ自身がカメラ視点の一人称視点なんですが、ワタクシがワタクシじゃないので、こちらも高確率で夢を見てる事に気付きますね。無論、自分が登場人物に融合していて、夢だと気付けないケースもあります。
 自分の意思で動けることもあれば、単にカメラ視点の事も。前者は、三人称視点よりは物語への介入能力は高くなりますが、物語をぐいぐい引っ張っていく事は滅多にありません。物語の主人公視点とは限らず、脇役だったりモブだったりもするので。
 こちらも夢の中なので物語に一貫性がなかったりします。時折、一人称視点なのに、ワタクシ=登場人物=カメラの視点が切り替わり、別人になったり、あるいは自然と三人称視点に切り替わる事もあったり色々。

 で。残る1/3の確率で、ワタクシ自身の中にワタクシがいて、現実に近いパターン。それでも設定された環境や物語が現実と違うので、やはり夢だと気付くケースが多い。
 無論、突然として洞窟の奥底にいても夢だと気付けないケースもあれば、現実と寸分違わない状況でも夢だと気付くケースもあり、パターンは様々。
 中では比較的、夢だと気付きにくく、物語への介入能力が一番高い。しかし同時に、夢だと気付いてしまい、「夢だから何でも好きなようにしちゃえ!」って考えるとまるで何も出来なくなります。妙なものですが、「夢だから、何をやっても変わらない」と諦めた方が三人称視点に切り替わり、物語への介入能力が高まります。

 まあ、そんな訳で、SFな宇宙を舞台に群像劇を観ていても、まるで夢だと気付かない事もありますが、高確率でワタクシは自分が夢の中だと気付く。
 現実と寸分違わなくても、何となく夢独特の「切り離した感じ」がすると夢だと気付くケースが多いんです。

 風邪を引いた時なんかに感覚が鈍ると「世界を切り離した感じ」になるのだが、割とそれに近い。夢の中には「匂い」「触覚」「痛覚」「味覚」なんかが欠乏してるので、風邪で五感が鈍い時に近いのだと予測している。
 音なんかも聴こえているが、聴覚で聴いている訳ではないので、違和感があるのだろう。最初から気付くケースも、途中で気付くケースもある。目覚めが近付いている終盤は特に夢だと気付きやすい。


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 まあ、こんな感じでワタクシ、この3倍ぐらいの文章をnote用に書き上げたんですよね。



 (´・Д・)」 夢の中で。




 くそっ! (´°皿°)」 やられた!



 夢だと気付かず、かなり試行錯誤しながら全文を書き上げたんですよ。
 ベッドに寝転がってダラダラ書いてたんですよ。ずっと眠気と戦いながら、それでも少しでも面白い文章を書くつもりで。ええ。
 途中でウトウトしちまって夢を見たり、睡魔に抗いつつ、自分に喝を入れながら。早く書き上げないと! って時間に追われながら。

 いや、後半もそろそろ書き終わるって時に、校正のために最初から文章を読み直したら、「あれ? そんな話書いてたっけ?」って思うぐらい別の話を書いてたんですよね。
 そこでも夢だと気付けなかった。

 目が覚めてビックリ。


 やべえ。知らないうちに寝ちまった。まあ、でもnoteの文章は書き上げたし、、、

 そう思って、画面を見たら、


 タイトル含めて
 4行しか書けてなかった。



 (´°Д°)」 普段、まるで夢だと気付かない事が少ないので、見事に騙された。


 ものすごい徒労感に襲われ、気力も尽きてたので書くのが嫌だったけど、夢の中で一回書いてるから、文章構成で苦労する事なくスルスル書けた。


 (´・Д・)」 ちなみに昨日のプログレ記事である。


 そんな訳で今日の記事は少し短いけど、それで疲れたから勘弁な。


 ※ この記事はすべて無料で読めますが、お気に召した方は投げ銭(¥100)とかサポートをお願いします。
 なお、この先には特に何も書かれてません。


ここから先は

71字

¥ 100

(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。