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アメリカ代表がまさかの敗北!?オーストラリア代表が2戦目を制す!

どーも、わたぼーる だいち です。
さて、今日もバスケを好きになる情報を発信していきます。

ドイツ代表に勝利した日本代表。
その興奮が冷めない中、その裏のオーストラリアでは大変な出来事が起こっていました。

今日はオーストラリアのメルボルンで行われた、アメリカ代表 vs オーストラリア代表の2戦目の試合を紹介します。

アメリカ代表 vs オーストラリア代表

8月24日、オーストラリアのメルボルンで行われているW杯前のエキシビションマッチ。
22日に1度すでに対戦しており、そこではアメリカ代表が勝利しています。

2戦目はどのような試合になったのでしょうか。

<アメリカ代表スタメン🇺🇸>
・ハリソン・バーンズ
・マーカス・スマート
・クリス・ミドルトン
・ドノバン・ミッチェル
・マイルズ・ターナー

先日のオーストラリア戦のスタメンからドノバン・ミッチェルとマイルズ・ターナー以外のメンバーを入れ代えてきました。

<オーストラリア代表スタメン🇦🇺>
・ジョック・ランダル
・アーロン・ベインズ
・ジョー・イングレス
・マシュー・デラベドバ
・パトリック・ミルズ

こちらは前回と同じメンバーのスターティングメンバーで挑みます。

この写真は国歌斉唱の時ですかね。それぞれの国旗が現れ、電光板もその国の色に合わせて変わっています。

アメリカのウォームアップ。

オーストラリアのウォームアップ。

さて、試合を見ていきます!

オーストラリア代表がアメリカ代表に初勝利の快挙!!!

なんとあのアメリカがオーストラリア代表に敗れました!
どんな試合だったのかクォーターごとに振り返ります。

<第1クォーター>
アメリカ🇺🇸 26 - 23 オーストラリア🇦🇺

アメリカ代表は開始早々ハリソン・バーンズとマーカス・スマートの得点で好スタート切ります。

しかし、オーストラリアはそう簡単に離されません。
スマートの3Pが決まった後、オーストラリアはシュートを外しますが、カバーに入ったジョック・ランダルがそのボールをプッシュバックダンクで得点を決めます。

序盤から盛り上がる試合展開です。

2連続3Pが決まる好調ぶりを見せるハリソン・バーンズ。
オーストラリアのベインズも3Pを決めてアメリカを追いかける。
そして、ジョー・イングレスからアーロン・ベインズへのアリウープダンクが決まりほぼ互角の戦い。

この後は、ケンバ・ウォーカーの得点などでアメリカ代表は点差を広げようとするが、オーストラリア代表が踏ん張って3点差で第1クォーターを終えました。

<第2クォーター>
アメリカ🇺🇸 49 - 48 オーストラリア🇦🇺

第2クォーターも互角の戦い。

マーカス・スマートのタフショットが決まり、テイタムの強烈なダンクシュートがオーストラリア代表を襲います。

それに負けじとオーストラリアはコンビネーションで見せます。
ボーガットからノールックパスでミルズへ。

一進一退の試合展開が続いた第2クォーター。
アメリカ代表が1点リードで後半へ。

<第3クォーター>
アメリカ🇺🇸 76 - 78 オーストラリア🇦🇺

第3クォーターの冒頭、マイルズ・ターナーがランダルに対して強烈なブロックをしています。

そしてスティールからテイタムのハンマーダンクでアメリカ代表が10点差に点差を広げました。

たまらずオーストラリアはタイムアウトを取ります。
その後オーストラリアはしっかり立て直し、ミルズの2本の3Pなどでなんとクォーターの最後で逆転に成功します。

<第4クォーター>
アメリカ🇺🇸 94 - 98 オーストラリア🇦🇺

第4クォーターはミルズのクォーターでした。
このクォーターだけで3Pを2本含む13得点をあげて、オーストラリアを勝利に導きました。

試合全体を通してお互いに流れを渡さない攻防が続いた試合でした。一瞬の隙が命取りとなる試合。その中、ミルズが自身で得点を重ね流れを最後に持ってきたオーストラリアの勝利です。

個人スタッツ集:ミルズが30得点!!!

<アメリカ代表🇺🇸>
・ケンバ・ウォーカー
  22得点、4リバウンド、2アシスト
・ハリソン・バーンズ
  20得点、6リバウンド
・ドノバン・ミッチェル
  12得点
・ジェイレン・ブラウン
  8得点、2リバウンド、2スティール
・デリック・ホワイト
  8得点、3リバウンド

<オーストラリア代表🇦🇺>
・パトリック・ミルズ
  30得点、3アシスト

・アンドリュー・ボーガット
  16得点、9リバウンド、4アシスト
・ジョー・イングルズ
  15得点、4リバウンド、7アシスト
・アーロン・ベインズ
  13得点、4リバウンド

オーストラリア代表のパトリック・ミルズが30得点の大活躍でした。小柄なミルズですが、オフェンスでは動き回って相手ディフェンスをうまく外していました。
そしてフリーになったらすかさずシュートを打ち、高確率で決めていました。第4クォーターのミルズは圧巻でした。

まとめ

オーストラリア代表は今までアメリカ代表に一度も勝ったことがありませでした。今回勝利したことで史上初の快挙となりました。

今回のアメリカ代表の負けは、2006年のFIBA準決勝でギリシャ戦での敗戦以来となるものでした。
今日まで78連勝中でしたが、それが途絶えました。

アメリカ代表はオーストラリア代表に負けてしまいましたが、これはまだ強化試合。本番までまだ時間がありますので、しっかり調整し、気持ちもリセットして挑んでくるでしょう。

まずは26日にW杯前最後の強化試合としてカナダ代表との試合があります。

そして、アメリカ代表はこのオーストラリア代表との試合後、ワールドカップの最終ロスターが確定したと発表しました。

<アメリカ代表最終ロスター>
ハリソン・バーンズ
ジェイレン・ブラウン
ジョー・ハリス
ブルック・ロペス
クリス・ミドルトン
ドノバン・ミッチェル
メイソン・プラムリー
マーカス・スマート
ジェイソン・テイタム
マイルズ・ターナー
ケンバ・ウォーカー
デリック・ホワイト

この12人でW杯を戦います。
NBAのチーム別で見てみると、、、
ボストン・セルティックス:4人
ミルウォーキー・バックス:2人
ブルックリン・ネッツ
インディアナ・ペイサーズ
ユタ・ジャズ
サクラメント・キングス
デンバー・ナゲッツ
サンアントニオ・スパーズ:各1人

となっています。
カイル・クーズマが足首の故障で治療のため帰国するとのこと。調子が良かったクーズマの離脱はアメリカ代表には痛手になるでしょう。

過去のアメリカ代表のドリームチームには劣りますが、全員がNBA選手なのは変わりありませんので、力はあります。油断はできないです。

日本代表はアメリカ代表と9月5日に一次ラウンドで対戦します。

では、また次回!

第18回 バスケット豆知識

さて、今日はこのエキシビションマッチに関する豆知識&小ネタ集です。

まずアメリカ代表 vs オーストラリア代表の試合の動員数についてです。

ゲーム1では、51,218人
ゲーム2では、52,079人 でした。

2日間で10万人を超える動員数になりました。
すごい数字ですね。
日本と比較するとその数の違いがわかります。
先日行われたドイツ戦での動員 数は1,8355人でした。
1日の半分に満たないですね。

それだけ大きな会場ですし、オーストラリアでもバスケットは人気なのです。

2つ目はこちらをご覧ください。

試合後に両国同士が握手を交わすシーンです。
スパーズのコーチであるポポビッチがミルズとの握手を拒否しています。
この試合ミルズが30得点とアメリカ代表を苦しめました。
それでポポビッチがミルズに対して怒りをあらわにしています。冗談でやっていますが、ポポビッチらしいユーモアある1シーンですね。

そして最後に、アメリカ代表とオーストラリア代表の試合を見てきて、実況がUSAのことを通常は "ユーエスエー"ですが"ユーエスアイ"と言っていることに気がつきました。

これはオーストラリア英語とアメリカ英語の違いです。
オーストラリアは"a"を「エイ」ではなく「アイ」と発音するのです。
例として、cake=カイク、day=ダイ と発音します。

まだまだオーストラリア英語はあるので調べてみると面白いかもしれません。

では、以上3つのアメリカ代表とオーストラリアとの試合の中での豆知識&小ネタ集でした。

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