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以前、書いたnoteの中で、「伝えたい」と思うと文章が緊張して伝えたいことが上手く書けなくなるという雑感を書きました。

最近、これに加えてもう一つ気づいたことがあります。

書きやすい題材と書きづらい題材があるということ。

何の題材であっても、基本的に自分が体験したことや感じたことは比較的書きやすい。けれど、自分の気持ちや体験があっても書きづらい題材があります。

私は「体に関すること」について、自分の経験、独学での学んだこと、お客さんを見て分かったことなど、素材はたくさんあるのですが文章にしようと思うと難しく、手が動かなくなります。

スタジオのHPには、体に関する記事をたくさんアップしたい、という気持ちはあるのですが、下書きフォルダに記事が積み上がるだけで、なかなか公開できていません。

なぜそうなってしまうかというと、「正しいことを伝えたい」と思うからです。

たとえば、背中を柔らかくするストレッチや開脚ができるストレッチ、脚のむくみをスッキリさせるトレーニングなど、伝えたいことはたくさんあるのですが、一人ひとり生活習慣や日常の癖は異なるので、私が伝えた内容が必ずそのとおりにならない人もいます。

そういうのは、ある程度割り切ってパターン分けして書くとか工夫すれば・・とも思いますが、お客さんと接する数が増えれば増えるほど、いろいろなパターンがありすぎて、というか、パターンにならない。
一人ひとり、筋肉の柔軟性や強度、立ち方の重心、すべてが違う。そしてまとまらなくなる、というスパイラルに陥っています。

みんなに正しく伝えるのは無理がある、ということはもちろんわかっているのですが、そうすると「誰に向けた文章なのか」を上手く定めることができずに、「なんかうまく書けないなぁ・・」となる。


体に関わる仕事をしているひとの記事をツイッター経由で読んだり、noteでも公開しているひとも多いので参考にはしてみるものの、なんか、ね。私が似たような視点で同じこと書かなくてもいいか・・という思考になります。このひとが書いている文章のほうが読みやすそうだし、とか。
このあたり、思考のベースがネガティブに傾きやすいひとのクセが顕著に出ているというか、相変わらずネガティブで呆れる・・いかん、愚痴になる。

伝えたいことはたくさんある。
けど、それを文章にするには「正しいことを伝える」以外の、別の軸が必要だなと思い、アレコレ模索しています。


悩んでいるひとを目の前にして、体の動きを見ながら改善方法を伝えることはできるので、つぎのような悩みがあって自分の体のことを知りたい、と思うひとはぜひスタジオに来ていただければと思います。(また宣伝のようになってしまった・・)

【お客さんから最近よく聞くお悩み】

・体をとにかく柔かくしたい、股関節が硬い
・肩がすごく硬くて、痛い。柔らかくしたい
・太もものハリが気になる
・体力が落ちた、どういう筋トレをしたらよいか
・右脚だけ硬い、なんで?




もし気に入っていただけましたら、次回の更新もぜひ楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。