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2年6ヶ月に及ぶ重度のコロナ後遺症(ブレインフォグ、ME/CFS)、鬱、不眠症、パニッ…

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2年6ヶ月に及ぶ重度のコロナ後遺症(ブレインフォグ、ME/CFS)、鬱、不眠症、パニック(希死念慮)を患い2度の失職。400万以上の費用を投じて復帰。趣味は散歩と読書、ASD。1年半以上コロナ後遺症に苦しむ方に向けて治療法をまとめています。 #longcovid

マガジン

  • コロナ後遺症の方におすすめのセルフケア

    コロナ後遺症で悩んでいる方におすすめのセルフケアをまとめています。 有料記事は、半年以上重い症状が続く難治性の方にも効果的な内容となっています。

  • For foreigners with Long-COVID

    I've compiled a self-care article for those dealing with Long-COVID symptoms.

最近の記事

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もし僕がいまコロナ後遺症になったら、取り組みたい 113 のこと

今回は、重症化・長期化している方に向けて、また自身の振り返りの意も含めて、コロナ後遺症の改善に真に効果があったことをまとめてみます。 毎度のことで恐縮ですが、特にサポートしたいと考えているのは重症化・長期化している患者さん方です。 なぜか。ここの層が今最も苦しんでいることを原体験から強く認識しているからです。ライトな層であれば、比較的時間薬で治っていきます。そしてライトな情報発信をされている医療関係者や経験者もいますので、そちらを参考にするのも良いでしょう。(効果があるかは

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    • なぜ、経済的に困窮しているコロナ後遺症(ME/CFS)の患者ほど高額な自由診療に手を染めてしまいやすいのか

      コロナ後遺症、特にME/CFSの患者が自由診療のカモにされている。 これは、憶測でなく、全て体験済みの自身の証言であり、告白である。 自由診療の一部にはこんなものがある。 ・rTMS (1クール 10~25万)  ・硬膜外気体注入療法(単発で10万円) ・1回で2万近くの鍼灸/整体 ・レイキ療法 (15分で6500円 × 10回) ・「コロナ後遺症」「耳鼻科鍼灸師」と名をうった整体師 ・栄養療法 なぜ、ただでさえ収入源もない、貯蓄もいつ底をつくかわからない患者たちが、

      • 絶望的な状況から這い上がるために最も大切なこと

        数年単位で、出口の見えない闘病生活をされている方に向けて書いています。特にコロナ後遺症(ワクチン後遺症、ME/CFSや鬱)の方に向けて届けたいと思っています。 自分自身も経験してみて、また、その後、同じように苦しんでおられる方の社会復帰を支援していて気づいたことがあります。 それは、具体的な治療法はもちろんですが、治った後で、「どれぐらい心の底から実現したいと思える未来」があるかが、とても大事になるということです。 つまり、あなたの闘病生活に意味があるのか。これ以上苦し

        • 患者の命は「n=1」である

          コロナ後遺症ではペーシングと呼ばれる治療がある。 響きこそ一丁前だが、要するに「医師として完全にお手上げなので、これ以上無理をするな」ということである。 一見、親切にも見えるアドバイスだが、実はこの医師たちの無知や無理解がさらに患者を追い詰めている。 前提として、コロナ後遺症(ME/CFS)は1年半を経過すると自然治癒が極めて難しくなる。このことは、今もなお苦しんでいる患者さん方、(あなたが当事者であれば)何よりご自身の胸に手をそっと当ててみればすぐにわかるだろう。 数

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        記事

          自分を許すということ

          ゴルフで「バウンスバック」という言葉がある。 分かりやすく言えば、ミスショットの後に、すぐさまスーパーショット放つ様子(または、そうした精神力の強さ)をそのように表現するそうだ。 長い人生の中で、物事が上手くいかない時期は誰しもある。 「仕事が上手くいかない」 「家族や友人との関係が上手くいかない」 「病気が治らない」 そんな上手くいかない時間が続くと、また誰しもが同じように自分を責めてしまう。 「なぜ自分だけ上手くいかないのだろう」 「周りの人はちゃんとできている

          自分を許すということ

          コロナ後遺症の睡眠障害について

          コロナ後遺症で最も辛い症状は何だったかと聞かれたら、おそらく9割9分の方は睡眠障害と答えるのではないだろうか。 それもそのはず。そもそも、睡眠がまともに取れていたら、様々な症状も自然と回復していくものだが、コロナ後遺症(特にME/CFS)では眠ること自体が難しいので、回復のサイクルに入ることをそう簡単に許してもらえない。 以前、こんな記事を書いた。 では、その睡眠障害とやらは、どれぐらいのレベルかというと、3日はもちろん、1週間でも平気で起きていられるほどの覚醒力である

          コロナ後遺症の睡眠障害について

          ダウンタウンの松本人志さんに命を救われた話

          20代後半の数年間、コロナ後遺症で日常生活もままならない日々が続いた。 ME/CFSという神経の難病で、ほぼ寝たきりでありながらも眠ることは許されないという過酷な日々の中で、唯一の心の支えとなったのが芸人さんの話を聴くことだった。 これまでの人生では出会うことのなかった、芸人さんのラジオや素晴らしい番組にたくさん出会ったが、その中でも、特に繰り返し聞いていたのが「松本人志のすべらない話」であった。 2004年から始まり、シリーズとしては計37回あるそうだが、もう何周聞い

          ダウンタウンの松本人志さんに命を救われた話

          大事なのは、何を言うかではなく、誰が言うか

          以前、このようなツイートをした。 仕事では、決して踏み外してはならない「ルール」がある。 それは、何を言うかではなく、誰が言うか、の方が遥かに大事であるということだ。これは大企業と言われる組織であればあるほど強く機能する。 極端な例で恐縮だが、たとえ大谷翔平選手が発言した内容と、草野球チームの少年が同じことを発言したとしても、受け取られ方も含めてまるで意味が違うことになるのは皆さんもご想像の通りだろう。 これはひとえに、大谷選手の実績と、発言の影響力(背負っているリスク

          大事なのは、何を言うかではなく、誰が言うか

          完璧主義とは、承認欲求の強さであり、他者への不寛容さ、であるという話

          些細なミスや失敗を許せない ルールや規則は厳格に守る 仕事を他人にお願いできない 他の人が気に留めないことや、見落としがちな細かいところこそこだわる 24時間、全ての時間を有効活用しないと気が済まない これらの特徴に当てはまる方は、間違いなく完璧主義であるといえます。 かくいう私も、以前は極度の完璧主義者でした。 東大、京大、医学部医学科、以外は大学として進学するに値しない(大学としての価値がない) 年収は30歳で最低1500万、それ以外は人権なし 人が5年

          完璧主義とは、承認欲求の強さであり、他者への不寛容さ、であるという話

          生きることに疲れてしまった時に聞きたいプレイリスト

          生きることに疲れてしまった、全ての方へ捧げます。 熊木杏里 / 誕生日 あいみょん / 愛の花 松任谷由美 / ひこうき雲 ケツメイシ / トモダチ 平井 大 / Slow & Easy 馬場俊英 / スタートライン〜新しい風 中島みゆき / 時代 中島みゆき / 銀の龍の背に乗って 桑田佳祐 / 明日晴れるかな Kiroro / 未来へ

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          【一筋の光明】重度のブレインフォグを数日で劇的に改善させるたった一つの方法

          今回は、重度のブレインフォグを数日で劇的に改善させるたった一つの方法をお伝えしたいと思います。 ブレインフォグの方の状態(文章を読むのも一苦労)を鑑み、前置きが長くなってしまってもあれですので、対象となる疾患や症状だけ先に言及させて下さい。 ブレインフォグとしておりますが、コロナ後遺症(ワクチン副反応)に限らず、原因不明の倦怠感や鬱病、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)、自律神経失調症、適応障害、パニック障害といった他のメンタル系の疾患とも相互に関連性があるも

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          【一筋の光明】重度のブレインフォグを数日で劇的に改善さ…

          自律神経失調症の方に共通する意外な特徴

          今回は、「自律神経失調症の方に共通する意外な特徴」というテーマでお話ししたいと思います。 自律神経失調症の方の悩みとしては、動悸、発汗、めまい、ほてり、頭痛、胃痛、腹痛、下痢、吐き気、ふるえ、喉のつまり感、息切れ、食欲不振、全身倦怠感、不眠、首や肩の異常なコリ、腰痛など症状も多彩です。 一見すると、その多彩さゆえに、様々な医療機関を受診しそうになりますが(実際私自身は受診しました・・・)、実は根本の原因は繋がっている、つまり一つであるというのが様々な治療法を試してきた今思

          自律神経失調症の方に共通する意外な特徴

          コロナ後遺症になり耳鼻咽喉科を7軒も回った話

          「夜中に鼻が詰まって、うまく息ができない」 「鼻の奥が乾燥した感じがする」 「唾を飲むと喉も痛い」 コロナに罹患してからというものの、気づいたらこのような症状に悩まされていた。 今でこそ「慢性上咽頭炎」という言葉も広く一般に知られるようになったが、2021年当初はまだそんな言葉も浸透しておらず、また「コロナ=耳鼻科」の方程式が自分の中にもなく、色々と試しては上手くいかない日々を繰り返していた。 それから、コロナ後遺症との悪戦苦闘を続けること1年、慢性上咽頭炎(Bスポット

          コロナ後遺症になり耳鼻咽喉科を7軒も回った話

          コロナ後遺症は1年半からが本当の勝負である

          今回から、体調が優れない方でも読み切りやすいように、比較的コンパクトな記事を投稿していきたいと思います。 記念すべき第一弾では、標題のテーマについてお話します。 X (旧Twitter) ではかねてより申し上げておりますが、私自身が闘病生活を振り返り、コロナ後遺症と向き合う上で一つの区切りとなると感じているのが「1年半」という期間です。 なぜか。1年半までは全身の骨を折られながらも何とかしがみついていく体力(フィジカル&メンタル両面)がありますが、1年半を過ぎると一気にあ

          コロナ後遺症は1年半からが本当の勝負である

          【あなたは大丈夫?】コロナ後遺症(ワクチン副反応)が長期化している方の特徴5選

          今回はタイトルのテーマでお話ししてみたいと思います。 3〜4年前と比較して、「コロナ後遺症 」(ワクチン副反応)という概念自体はだいぶ浸透してきたように思いますが、まだまだその詳細や実態が正しく伝わっておらず、自覚がないまま苦しんでいる患者さん方が多くいらっしゃる、のも事実です。 そこで今回はどんな方が長期化している、つまりコロナ後遺症(及びワクチン長期副反応)の重症化の疑いがあり、早急に対策が必要なのかについて解説したいと思います。 ぜひ患者さんの周りでサポートされて

          【あなたは大丈夫?】コロナ後遺症(ワクチン副反応)が長期化している方の特徴5選

          【更新】重度のコロナ後遺症(ME/CFS)の方向けのセルフケアを追記しました。

          固定記事の内容を更新しました。 【追記項目】 ・寝る時の姿勢について(呼吸が深く、楽になる方法) ・慢性上咽頭炎や、首こりや肩こり、ドライアイを根本的に解消するたった一つの方法 ・便秘解消に効果を見込める身近な食材 ※固定記事をご購入頂いた患者様からのご相談(XのDMにて)も引き続き受けております。ぜひあわせてご利用ください。 本日までに、上記記事をご覧頂いた数名の患者様から、「何をやっても効果がなかったが、早くも効果を感じ始めています。本当にありがとうございます。」と

          【更新】重度のコロナ後遺症(ME/CFS)の方向けのセルフケアを追記しました。