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こころの病気は気の持ちよう?んなわけ

こころとは脳である。
脳は心臓や肝臓と同じ臓器である。
臓器がうまく働かなくなることがある。
脳がうまく働かなくなったのが、一般にこころの病気と呼ばれるものである。

これは私が最近よく動画を拝聴している精神科医の先生が繰り返しおっしゃっていた言葉だ。この言葉に私は救われた気持ちになった。

鬱や不安障害などを、気の持ちようだと言う人は、精神科や精神的な病気のイメージが以前に比べると明らかになった現代においてもまだ、一定数いる。頑張れば何とかなる。頑張っていないのは怠けているからだ。などと根性論を並べ立てる人がいる。

呑気でいいね。本当のつらさを知らなくて。と思う。頑張りたくても頑張れない時は、頑張っている時より何倍も苦しいこと。経験した者にしか分からない痛みを抱えながら、孤独を感じながら生きていること。知らないなんて、羨ましいね。

でも、知らなくても、経験していなくても、歩み寄ることはできる。YouTubeやGoogleで検索すれば、どんな病気があるのか、どういう仕組みなのか、そういった知識を身につけることができる。そういう人が増えてくれたら嬉しいなと思う。誰も聞いてくれないような話を聞いてくれる人がひとりでもいたら、つらくても少し安心する。孤独という殻で隔てられていても、殻越しに、あなたの温度を感じることができる。

もしよかったら、あなたの温度を感じさせてほしい。

今日も、おつかれさま。

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