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令和5年度「キリン・地域のちから応援事業」オンライン贈呈式に参加しました。 

先月、公益財団法人 キリン福祉財団主催の令和5年度「キリン・地域のちから応援事業」の助成団体に、我々福祉とデザインも選んでいただき、オンラインで贈呈式がありました。

贈呈式では福岡で採択された他の助成団体さん7団体が参加されており、日頃の活動や、助成金で取り組むことについてそれぞれ発表しました。どの団体さんの活動も興味深く、様々な分野でチャレンジしようとされているお話を聞き、刺激になりました。

みんなでハイチーズ。オンラインでカメラ目線って難しい・・

団体紹介の際、KIRINさんの商品「スプリングバレー シルクエール<白>」が個人的に一番好きなビールである私は、そんな話もしちゃおうかな〜、ふふ。なんて思ってましたが、いざ話し始めたら持ち時間3分があっという間過ぎて言えず。(そんなどうでもいいことに大事な時間使わなくてよかったので結果オーライ)

さて、今回採択された私たちの事業は何かというと
「社会的養護の子どもの声を聞く研修会」の開催です。

この事業で応募するきっかけとなったのはもちろん、私たちが制作販売を行っている「フォスタリングカードキットTOKETA」です。

トークイベントでお会いした方や購入者の方へのアンケートを拝見する中で、そもそも相互のコミュニケーションが苦手で・・という方や、対話をしながら関係を深めていくのが難しいと感じている方も多いということがわかってきました。

里親家庭や施設で暮らす子どもたちは自分の意見はそもそも通らないと諦めていたり、意見を表明していい権利があること自体を知らない場合もあるので、彼らの素直な声を聞くって、確かに簡単なことではないのだろうと想像できます。

TOKETAを販売して終わり、ではなく、
TOKETAを通して子どもの声を聞く、と言うことを生活の中で実践していくために、大切にしたいポイントなどを、研修会など、実際に支援者や大人たちに直接しっかりお伝えしていく場が必要だ!と感じました。

研修の日程や内容は絶賛検討中で、決まり次第noteやSNSで告知する予定です。

傾聴のコツやファシリテーションのポイントなど、子どもと接する中で活かせるような具体的な方法をお伝えしたり、支援者同士が直接集まり、課題や想いを共有する場にできたらいいなと思っています。

今「アドボカシー」とか、「子どもの声を聞く」ことに社会全体が注目しつつありますが一朝一夕でできるものでなく、受け取る側である私たち大人側の心構えも必要かなと個人的に感じています。

そのことをお伝えするきっかけにしたいし、ゆくゆくは社会的養護の子どもに限らず、もっとあらゆる子供たちのアドボカシーにつながっていく事業に広げていけたらいいなーと思います。

研修でこんなこと知りたい!とか意見があれば、ぜひぜひきかせてくださーい!