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やっぱり、お腹 その1

SNSで少し触れましたが、お腹。腸内細菌。

もう十数年、いや、数十年前から、腸内細菌は大切だとは言われ続け、職業柄その大切さは叩き込まれてわかってはいましたし、

ほとんど全てのナチュロパスが、おそらく、1人のクライアントに必ず1つはプロバイオティクスを処方しているだろうし、

言わずもがな、実際自分もそうしてるし、

自分自身でも、ヒスタミンを増やさない株を選んでプロバイオティクスを摂ったり、腸内細菌を育てるプレバイオティクス食材は率先して摂ってきたと思います。

お腹に良いことはしてきているし、それこそアトピーがひどくなってきてからは発酵食品はあまり食べれなくなったものの、元々は発酵食品含め大豆食品、大量の野菜や食物繊維など、お腹によいものをたくさん食べていました。

最近半年ほどは便が少し硬く、若干便秘傾向にはあったものの、アトピーがぶり返してきた日本帰国後の過去6年は消化器の問題は全くなく、ほぼ毎日、基本バナナ型の健康便。

なので、高額な腸内細菌叢検査は一番後回しにし、ナチュロパシーでできるその他のいろいろな取り組みを行っていました。

運動も大切なので、調子のよい秋冬に調子が戻ったらたくさん運動もしていました。でも、どれだけ動いていても、ボディクリームにかぶれたあとにアトピーが全身に広がるなど、1月2月に何かの拍子に火種ができると、そのままアレルゲンの多い花粉・梅雨の季節に突入し、アトピーがどっと悪化し、全身に発火、なんとか食べ物やサプリなどで調子を戻し炎症を抑え、6月か9月に豊富に行って最後はきれいに皮膚を治す、をここ数年繰り返していました。

ちょっとしたきっかけで何度もぶり返す。

去年に至っては、引越しをきっかけに両手にアトピーが再発してから(手、首、顔は慢性アトピーでは最後の最後まで出て治り辛い箇所です)、豊富に行ってもすぐにぶり返し治らず「おかしい」とは思っていました。いつもは引っ込む冬にも手のアトピーが継続。

そのまま、年が明けて、花粉シーズンに入ってしまい、異常な花粉皮膚炎(これも年々酷くなってきていた)があるので、手の炎症が火種になり、全身ぽっと火がついたようにアトピー特有の箇所に炎症が出てきていました。

まぁ、一応、ナチュロパスなので、いろいろ対策はして、ある程度は抑えられます。脱ステのような酷い掻き壊し状態にはならず、また、夜眠れないということもないのですが、QOLは著しく下がる。見た目はそれなりにぼろぼろになるし、普通の生活はできません。

そして、好酸球の異常値が全く引かない。ヒスタミンや好酸球を下げていくためのものをいろいろ摂っても、火にちょっと水をかけて治めるだけで、すぐに発火する火種が燻り続けていました。

更年期に入り、肥満細胞がさらに活性化していくので、喘息も出てきていました。一時期は、喘息の管理のために、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を飲んだりもしましたが、すぐに慣れてしまって効かなくなる。

そんなこんなしていた時に、昔の企業時代の同僚でアメリカのND(ナチュロパシックドクター)になられているミミさんに10数年ぶりにお会いした際に、「いや、GI Map、本当にすごいらしいよ。アトピーは腸内細菌のトリートメントで劇的によくなるって」と伺い、同じタイミングで五術の愛さんからも「星に、今の根本原因はお腹、と出てます」と聞き(笑、「同じタイミングでお腹、お腹。これは動くしかない」と重い腰を上げ、

と言いつつ、それでも結局その後半年ほど経ってからやっと検査をしました。

だって、日本は高いんだもの!なんでもかんでも海外の倍の価格がついています。

GI Mapもオーストラリアにいたら私もリファーが出せ、プラクティショナーとしてアメリカやオーストラリアの現地価格(日本の半額)で利用できるのですが、各社海外向けには直接は対応せず。

日本の価格だと、たとえ自分でやって治せても、高すぎて紹介しずらいなと躊躇していたこともあり、なかなか動けなかったのも事実です。

だって、GI Mapが一番必要なSIBOをもつ人たちってだいたい20代から30代の若くて一生懸命働いてる女の子たちなんです。ただでさえ、必死になって働いて体を壊している彼女たちに7万だの、8万だのの検査を簡単には紹介できないなぁ、と。治療を含めると10万コースになってきます。

この記事も、結論は「GI Mapの結果を元にお腹の除菌をしたら、何をしても動かなかった慢性アトピーが治ってきました」ということなのですが、どうにか現地価格で検査を提供できないか模索していたら記事を書くのが遅くなりました。

安くご提供できる方法はまだ見つかりません。日本の高い検査を受けるしかないのですが、とりあえず待っているといつまでたっても情報を出せないので、記事だけ書きます。

実際に私の話を聞いて、高いですが、検査を受けられたクライアント様がいらして、その方のもつ疾患のコントロールに非常に有用だったケースもあります。ご希望の方は分子栄養学のクリニックで検査のみ提供されているところもあるのでそちらで受けられると良いと思います。

もちろんトリートメントも必要になるので、トリートメントもお腹に詳しいクリニックでしたら対応可能かと思います(でもすごく高額になると思うのでそこのところ要注意・要確認です)。検査の結果をもって、私に依頼してくださっても結構です。

長くなるのでその2に続きます。





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