エゴに支配されるだと。
本気で言ってるのか?と言われても僕は断言します。

取り敢えず先ずはエゴに支配されてほしいですと。

エゴとはなんぞ?という方にエゴについて軽く説明しますと。エゴというのは、普段生きていて感じる心の中から湧いてくる様な感情だと思って下さい。

例えば不安だったり、恐れだったり、怒りだったというネガティブな感情から、欲だったりという感情みたいなものです。

スピリチュアル界隈ではこのエゴというのは厄介なものだと捉えられます。エゴを小さくして真我に従うというか任せきるというものです。
真我とエゴって実はよく似ていて、あれをしたい、これを見たい、行ってみたいというものの感情が湧いてきた時に。いやこれは必要ないだろう、行かないほうが良いだろう、人の会いたくないから辞めようという、ある意味真我をコントロールしようとするのがエゴってわけです。（ごめんなさい凄くわかりにくいですよね）

言ってしまえば
子供があれ食べたいという感情が真我で、そんなもん食べるのやめなさい。無駄になるでしょう!と叱るのがエゴみたいな感じです。

で、じゃあ真我に100％従うほうが魂にとって成長になるんならエゴには従わない方がいいじゃんと思うかもしれませんが、100％真我に従うことってマジで難しいです。

蛇口からバーっと出てくる水を両手だけで100％受け止めて水が落ちないようにすることって難しいですよね?
それと一緒で先ずは真我に従うことです。エゴには従わないでくださいと言われても、大概の人は意味がわからないし先ず無理な話です。僕だって基本エゴに支配されまくります。到底真我に従い続けるのって至難の技なんです。

人間と言うのは一つの入れ物に対して恐らく2つ部屋があると思うんですよ。真我の部屋とエゴの部屋です。
一日の中で真我とエゴというのはコロコロと切り替わります。今は真我が出てきてるけど、今度はエゴが顔を出すってな感じで。

よく今日は気持ちが軽くて何が起きても凄く平常心を保ててるときってないですか?
何が起きても受け流せてるし、やりたいこともスムーズに出来る時。それは真我が顔を出しているときです。
ですが次の日は物凄く不安になる。全ての物事がやりたい行ってみたいと感じるけど、それをやろうとする気力がないって時はエゴが顔を出している。

真我が善でエゴが悪という固定概念というものは全く無くて、相対バランス的にどっちも凄く重要なんですよね。
だから何かをしたいと計画していたのに、体がすっごくだるくて今日は寝ていたい。駄目だそんな考えじゃ真我が鍛えられないし、成長出来ない。という風に考える必要は全く無いんですよ。

それならば存分にエゴに支配されていて欲しいと僕は思います。気持ち的には辛いけど無理する必要は無いんですよ。

で、エゴに支配されていても魂は成長しています。
ネガティブもポジティブも感じながらちょっとずつ成長しているので問題ないんですよ。

前も記事にしましたが、極力ネガティブを捨て去ろうポジティブになろう。ポジティブで埋め尽くそうって考えてもそんな上手い話はないと思って下さい。
それでポジティブに考え続ければ、ポジティブしか起きないっていうのもそれ多分嘘です。そんな事は先ずないです。

じゃあネガティブがエゴであるのならば
ポジティブを取り入れまくってネガティブを捨て去ろうとするじゃないですか?それが都合よく外に出ると思いますか?

違うんです。そのネガティブはネガティブの部屋の中に捨てられるんですよ。どんどん溜まっていくだけなんです。

それならばネガティブに支配されている状況を受け入れてしまう。悲しくならばとことん悲しめばいいし、寂しいならば寂しいって思えばいい。
とっても素敵何だけど、辛くても無理して笑っている。泣かないように強がるって凄いな頑張ってるなって思います!辛くても一生懸命耐えてとっても立派なんですが、でもね自分も一番大事にして欲しいんですよ。

誰もいないところでいいからとことん悲しんで
とことん泣いて、駄目な自分だと思うならばとことん駄目だ!って感じて欲しいんです。
ネガティブを捨て去るのではなくて、しっかりと見つめる。すんごく辛いけど見つめる。それで少しづつネガティブを理解して上げて少しずつ溶かしていくような感じです。

だから今日は全然やる気が起きねえとか
やりたいこともやらないといけない事も出来ないのも
エゴというものに支配されている状況を理解して、今日はとことんエゴに出ていて貰って、真我はお休みの時間と言う風に切り替えちゃっていいんですよ。

人間てすごく上手くできていて
本来の目的は真我を受け入れて、すべてを開いて覚醒していくという目的がありながら、人間のエゴやこの世界はエゴの塊みたいなんです。

真我が2位ならエゴは8みたいな。（割合はわからないけど）だからそもそもエゴに支配されている状況は割と普通なんですよね。先ず支配されて無い人はいないと思って欲しいです。それで完全に真我に傾いている人は、先ず日常生活を送れていないとか、送る必要がない人とかもはや次元が違いすぎる人です。違いすぎてもう別次元の人なので、生活も普通軸とはかけ離れている人なんだと思います。

だから仕事してたり、人間関係に傷ついてたり、苦しい辛いと思いながら生活している人は真我を開かないと、エゴを消さないととあくせくする必要も無いんですよ。

少しづつ真我とエゴが交代しながら成長し続けていくものなので、エゴ支配されているならばどんどん取り敢えず支配されていて良いよって僕は思います!

貴方が特別駄目な理由でも未熟なわけでもなくて
もはやないそういうものなんです。人間やこの世界と言うのは。いくつになってもエゴに支配されていてもいいんですよ。ただ自分と向き合うということが忘れないで欲しいです。自分に向き合わず放棄してしまうのはあまり良くないです。

どんどん向き合って、どんどん理解して、どんどん受け入れていければ貴方の人生は素晴らしいという評価になるんですよね。最後のエンディング画面にあなたの総合評価はどれだけ自分に向き合えたかが基準です。
悪いことをしたから地獄に行くとかそんなものじゃないですからね。そんな優しいものならば魂の成長とかまぁ楽ですよきっと。いいことだけに徹してればいいんですからね。

いいことも悪いこともある
その全てを理解できて自分を許せるってのが重要なファクターです。

まぁ頑張り続けることもせず
今日は休みたいならば休めばいいし、だらけたいならばだらけられる自分をゆるしましょう。

少しずつ貴方は成長しています。
それは確実なので心配は無用ってことですね!

それではまた🫰🫰🫰🫰