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[セルフ]ストレングススポッティング

ペアで行うストレングススポッティングの手法はこちら

手順1:没頭していたエピソード、成功エピソードを1つ思い出す

過去、あなたが経験してきた仕事の中で、とてもやりがいを感じた体験、成果や目覚ましい結果につなげられた経験、とにかくハマっていた経験を思い出して、1つ選んでください。(仕事で思い出せない場合は、大学や高校時代のエピソード、プライベートな体験でもOKです)

例1)万年最下位の営業チームの復活プランを考え、全国2位までのチームにできた。
例2)社内では反対もあったが企画を通し、SNS広告で前年比3倍の成果を出した。
例3)営業チームがとにかくスムーズに動けるような仕組み化を促進した。チームに貢献している感覚があり、大きなやりがいを感じた。
(金融商品の営業担当・Yさん)

手順2:選んだエピソードの具体的な行動の流れを、年表形式で洗い出す

手順1で出てきたエピソードを具体的に思い出し、あなたがどんな思考で、どんな行動をとっていったのか、時間の流れに沿って(年表形式で)、洗い出していきます。

例:万年最下位の営業チームの復活プランを考え、全国2位までのチームにできた。
(金融商品の営業担当・Yさん)
1.チームメンバーに状況をヒアリングした
2.他チームの結果や成功のポイントを一人で分析した
3.チームリーダーと議論して戦略を練り、復活の勝ち筋が見つかった
4.戦略をチームみんなにプレゼンする機会を任された
5.プレゼンの準備として、どうすれば伝わるかを練り上げた
6.プレゼンでみんなに自分の思いもセットで伝えた
7.戦略に沿って、チームが行動をし始めた。自分が先頭を切って営業活動を行なった
8.開始1ヶ月で戦略が有効だとわかり、更に踏み込んで行動量を増やした
9.チームメンバーで、次はどうするか、課題は何かなどを何度も議論した
10.チーム一丸となっている感覚をとても感じていた
11.半年後、全国でも2位の結果を残すことができた

手順3:チェックリストで、強みの候補群の行動を絞り込む

下記の「簡易チェックリスト」を使って、手順2で洗い出した行動の一つ一つに、6つのチェックリストが当てはまるかどうかを埋めていきます。

そうすると、1つの行動につき、0〜6個のチェックが入ります。その中から、チェックが3個以上入る行動を、あなたの「強みの候補群」としてリストアップします。

■簡易チェックリスト
□ その行動は力をいれずに頑張っている
□ その行動で集中し没頭している
□ その行動で自分らしさを感じる
□ 次いつその行動ができるか待ち遠しい
□ 気づくと自発的にその行動をとる
□ この行動に関しては習得が早い

<もし、チェック3個以上の行動が出てこない場合は?>
エピソードを変えて、もう一度step2を実行してください。仕事ではなかなか難しい場合は、趣味や中学〜大学などの成功体験や没頭した経験に絞り込んでみてください。

この手順1〜3で、自分が自然にとっている行動群が棚卸しされます。

参考までに、実際のトレーニングプログラムでも使っているワークシートと記載例を載せておきます。

アウトプットイメージ

※印刷したい方はこちらからワークシートのダウンロードが可能です。

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