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映画のミカタ「SFの魅力って?」関連おすすめ映画&SFよみもの

同特集ページに掲載した、映画好きおすすめのSF作品と、”映画だけじゃない"読み物それぞれ3点ずつをご紹介!

【SF映画作品↓:「宇宙人ポール」「エクス・マキナ」「第9地区」】

【SF読み物作品↓:「夏への扉」「のび太と鉄人兵団」「宇宙兄弟」】

①『宇宙人ポール』(2011年:イギリス&アメリカ)


限りなくシュールな設定で、テンポ良く進むドタバタ劇。主演ふたりの憎めないキャラクターと、人間よりもよっぽど人間らしい?性格が妙にリアルなポールに釘付け。最後にはきちんと伏線が回収され、笑えて泣ける見応え十分の1作。ラストに登場する"ボス”のまさかのキャスティングも、サービス精神たっぷり。

②『エクス・マキナ』(2015年:イギリス)


AIを創り出し、支配することは人間の偉業?それともエゴ?現代に突きつけられるリアルな問いについて考えさせらる作品。主役のAIを演じた、アリシア・ビギャンデルの活き活きとした美しさが、無機質な舞台に華を添える。耽美的な映像描写は好みが分かれるかも。SFビギナーの女性にもおすすめの1本。

③『第9地区』(2009年:アメリカ&南アフリカ&ニュージーランド)


南アフリカを舞台に、難民エイリアンと人間との衝突をドキュメンタリータッチで描く異色作。緻密に展開する、先の読めないストーリーが飽きさせない。嫌な奴だった主人公をいつのまにか応援したくなったり、エイリアンとの友情・家族との交流が丁寧に描かれることで、ジャンルの枠を超えた映画の面白さに溢れている。

【映画だけじゃない!新旧・SF作品の魅力】

①『夏への扉』ロバート・A・ハインライン


海外SFの古典であり、代表作のひとつ。爽やかで気の利いたセリフ、都会的な舞台設定に、アメリカに憧れた少年時代を思い出す。特に主人公と、「親友」である猫のピートとのやりとりが最高!2021年には山﨑賢人さん主演での邦画公開が決まっていることも話題だ。

②『ドラえもん のび太と鉄人兵団』藤子・F・不二雄


AI少女・リルルとの友情を壮大なスケールで描く感動作。鉄人兵団の襲来シーンがリアルで、子ども心にとても恐怖を感じた作品。リルルの存在が、AIの原体験というアラフォー世代も多いのかも。

③『宇宙兄弟』小山宙哉


もはや説明の必要もないほどの大人気宇宙ロマン大作。主人公の六太と日々人だけでなく、さまざまな背景で宇宙を目指すことを決めた仲間達のエピソードも見もの!「宇宙に行く」、という壮大な夢を通じて、それぞれのキャラクターが葛藤しながら前に進む姿に、思わず心揺さぶられる作品。


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