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背水の陣

ーりすの独り言

「背水の陣」は、広く知られている通り、川などを背にし、あとに引けぬ所で決戦する構えをいう。ただ、個人的には、幼いころからスイミングスクールに通い、学生時代も長く水泳部に属していたので、水を苦にしない。それどころか、"水回りのことならお任せ"ならぬ、水ならお任せという程度には自信がある。そのため、あまり背水の陣という言葉を使わないようにしている。本来、意味するところの切迫感が消えてしまうからだ。

ふさわしい言い回し

ひょんなことから、2021年後半以降、そんな戯言を言っていられない難しい事態になりそうだ。人生の岐路になるかもしれない。上手く行かなければ、路頭に迷う恐れもある。失敗すれば滅びる覚悟で事に当たりたい。

現在の気持ちにピッタリする言い回しを探る。"グーグル先生"に、背水の陣に置き換えられる言葉を訊ねる。「手詰まり」「万事休す 」「五里霧中」「なす術なし」「 四面楚歌」「八方塞がり」などが挙がる。

どれもピンと来ない。"ひょんなこと"は先日起こったばかりで、手詰まりや万事休す、なす術なし、五里霧中、八方塞がりというほど、手を打っていない。また、四面楚歌というほど、敵だらけではない。

やはり、"個人的な解釈"での「背水の陣」がふさわしいかもしれない。

(トップ写真:背水の陣ならぬ、崖っぷちのパンダ。這い上がろうと懸命な姿がどうにも愛くるしい=フリー素材を基にりす作成)

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