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ういろう

ー名古屋銘菓という思い込み

日本伝統の和菓子「ういろう(外郎)」。そして、ういろうと言えば名古屋ー。そんな思いもあったが、ここで意識を改めたい。先日、奥さんが山口県から訪れた知り合いに会い、お土産にういろうを渡されたそう。その際、「ういろうは山口のお土産としても有名なんですよ」と言われたとか。

疑ったわけではないが、あえてインターネットで確かめた。すると、「名古屋銘菓の代名詞のような扱いをされているが、ほかにも小田原市(神奈川県)、京都市(京都府)、山口市(山口県)でも、定番の和菓子として知名度がある」という。なるほど、そういうことかと合点が行った。

きっと奥さんの知り合い。これまでお土産を手渡すたびに、幾度となく「あれ、名古屋から来たの?」と言われていたのだろう。そのため、奥さんと会ったときは先手を打って、ういろうは山口でも定番のお土産ですよと言ったに違いない。なかなか知恵の回る知り合いだと感心。

食べ比べ

ういろうについてさらに調べて、面白いことを知る。ういろうは全国各地で作られていて、その中でも「日本三大ういろう」があるとのこと。それぞれ「名古屋ういろう」「山口ういろう」「阿波ういろう」とか。いずれも主原料が違い、食感もそれぞれらしい。いつか食べ比べてみたい。

ただ、差が分かるほど舌に自信はない。

(写真:『りすの独り言』トップ画像=フリー素材などを基にりす作成)

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