見出し画像

「みみずくは黄昏に飛びたつ」を読み始める

読もう読もうと思って、なかなか読めなかった村上春樹さんに川上未映子さんがインタビューする形式の「みみずくは黄昏に飛びたつ」を昨夜から読み始めました。
川上さんがインタビューする形ではあるのですが、川上さんご自身が書かれた冒頭部分、デジタル化したこの世界に生きる自分にズシンと心に響いたのと、極めて主体的な質問を連発されていて、対等な語り手として実質的には対談集だと感じられます。2ヶ月近く積んだままの状態でしたが、いざ読み始めると興味深いエピソードが満載で非常に面白いです。

本棚を見て初めて気づいたことがあります。各文庫本の背表紙カラーが作家さんごとに色が決まっています。村上春樹さんも川上未映子さんも背表紙に割り当てられた色が、新潮文庫ではブルー、講談社文庫ではイエロー、文春文庫ではホワイトで、お二人の作品の背表紙、どの文庫でも、なぜか共通しています。偶然なんでしょうか。とても不思議だなと思いました。

話がそれましたが、本当に色んな小説が出てきます。村上春樹さんの作品は、三十代の時、全作品を読破する勢いで読んでましたが、「騎士団長殺し」は未読で、お二人の会話についていけないのが少し悔しいです。毎日一定の文量を必ず書くことの大切さ、一人称小説と三人称小説の違いとか、普段読み手の側にいるので、書き手の方々は、普段こうやって考えているんだなっていうお話も興味深かったです。

まだ2回目の「対談」途中までしか読んでませんが、続きが楽しみです。
私の拙いブログも、時間をかけて日々継続していく中で少しでも成長していくものと信じたいですね。

いつも読んでくださる方も、初めての方も、
このブログをお読みいただき、ありがとうございました。




この記事が参加している募集

うちの積読を紹介する

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?