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生きづらいのは、ぼくだけじゃなかった。みんなそうらしいって気づいた。

ここ最近はあえて自分が発達障害当事者であることに言及するツイートやnoteを書くことをしていない。

なぜか。

言葉があまりにも一人歩きしているから。そして話がどうやっても面白い方向へと持っていけないから。

いつの間にか結構なパワーワードになって、小学生でも「わーお前アスぺっぽいぞぉ」なんて言っちゃうんですって、今。

実際、前の職場の社長がすげーアスペルガーっぽい人で、周りの社員は影でこそこそ言ってたっけ。

ある時社長に「僕ってアスペルガーなんですかね?」と聞かれたことがあって「多分そうだと思うよ」と答えた。

なんの根拠もないけれど、一つのことに集中する度合いが半端ないし、突然歌い出したり踊ったり、突然ブチギレたり、芸能人に超絶失礼をかましてパーティーを追い出されたり。

まぁ、多分そうだと思うよ、とだけ伝えた。

今も彼は社長業を続けている。1年ほど前に結婚したと聞いていたけど、つい最近離婚したんじゃないかという風の噂が聞こえてきた。

彼と365日一緒にいるのは相当キツイ。だからその離婚も何と無く納得してしまうんだけど。


正直な話、発達障害であろうが無かろうが、今の日本は生き辛い。いや、昔の方が発達障害者にとっては厳しかったかもしれない。

とはいえ、多かれ少なかれ、みんなストレスを抱えながら生きていることは間違いない。


ストレスの原因、それは。紛れもない、人間関係だ。


むしろ、これだけと言っていいと思う。お金の心配はあれど、最悪生活保護という手段もある。(結構審査が厳しいらしいが)

もうね、人間関係って一番めんどくさい。

あの人がこう言ってるからこうしなきゃいけないとか、あなたのこのやり方は私が指示したとおりじゃないとか。結果が出ているにも関わらず、人の成功を喜べない人が多くて、どうにかして貶めようとしてしまう人が少なからずいる。

いや、結構、かなりいる。

特に日本人というのは、右にならえの教えだから、少しでも整列したところからはみ出していると竹串でグサグサと刺されながら元の列に戻される。

なんでやねんと、なぜ政治家さんたちは思わないんだろうか。

そりゃそうだ。そういう教育の元育ってきて、政治こそが縦社会であり右にならえの精神の元成り立っているからだ。(すんません、政治はすげー疎いっす)


疎くても、一般市民レベルでひしひしと感じるこの国の閉塞感って誰しもが感じていることですよね。

だから「発達障害だから生き辛い」んじゃなくて「人間って生き辛い」が正解なんじゃないかなぁと思うわけです。


発達障害当事者の言われたくないベスト3にも入っている言葉。


「君だけが辛いんじゃない」


言われるとキツイんだけど、本当にそう思います。みんな生きづらさを感じていて、なんとかかんとか楽しみや幸せを見つけて食らいついて生きているんです。

だから健常者は良いなぁとかは、隣の芝生はなんとやら状態です、きっと。

健常者にはそれなりの苦悩もむちゃくちゃあるわけです。

普通でなく生まれてしまった、または後天的にそうなってしまった自分を卑下して「普通に生まれたかったなぁ」と思うことよりも、今の自分に何が合っていてどういう生き方が楽なのかを追求していった方がよっぽど精神衛生的には良いと思います。


特に発達障害をお持ちの方は二次障害に悩まされます。

代表的な症状は「うつ病」「躁鬱病(双極性障害)」などです。普通を望むがあまりなってしまう人も多いと聞きます。比較してしまうんですね、健常者と。

人との比較というのは競争社会では必須かもしれません。

だったら競争社会からドロップアウトしてみれば良いんじゃないかな、とぼくは考えています。

かといって、黒板五郎さんのように水道も電気もない所で暮らすことをオススメしているわけじゃないです。もちろんそれが合う人だっているかもしれません。ルールルルルって言いながら過ごすのも悪くないかも。

自分のペースで生活を回していける、そんな過ごし方を模索しませんか?ということです。

生きていくためにはお金は必須で、稼がないと食べていけません。かといって働けないメンタルの時だってあるわけです。

そんな時は行政をバンバン使いましょう。

きっとメンタルがヘナヘナな時って、制度だったりは調べられないだろうから、元気なうちにいろいろ調べておきましょうよ。使えるの、結構ありますよ。

行政のサービスは基本自分で動かないと見つけられません。誰も教えてくれないし、使っている人も税金でまかなっているものだからか、こっそりひっそり利用している人が多いので情報があまり出てこないんです。

だから、元気な時にバンバン調べて、こうなった時にはこれがあるぞ!という懐刀的存在を見つけておくことはオススメしたいです。

かく言うぼくは、今のところ何も使っていません、言っておきながら。

コロナの給付金くらいなもんです。

だからなんのお役にもたてまへん、ごめんなさい。


おそらく、今後このnoteでは発達障害に細かく言及する記事は書かないと思います。

だって面白くないんだもん。

詳しく知りたければ、専門医に聞いた方が早いだろうし、楽しいことや悲しかったこと、怒っていることなどの喜怒哀楽を表現する場にしていきたいんです。

なので、これで最後です、きっと。


ぼくは発達障害です。

だから生きづらいのかは不明ですが、そんな脳みそを持っています。

死んで焼かれるまで、この脳みそとは嫌でも付き合っていかねばいけないんです。楽しい方へマインドを持っていこうよ、自分。

きっと、明日は良い日になる。

なんとなく、そんな気がするんです。

ただ、なんとなく、ね。



さまざまな人に出会うために旅をしようと思っています。 その活動をするために使わせていただきます。 出会った人とお話をして、noteで記事にしていきます。 どうぞよろしくお願いいたします!