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最近のこと(2023/11/26)

最近のこと。
最近は、仕事面でも生活面でも節目だなと感じて、新しい一歩を踏み出そうと考えている。
具体的にいうと、作家としてアメリカでやっていくために、そろそろ大学院に行きたいかも、ということ。
ファインアートの学校には行かずに独自に作品作りをしてきて、アート業界のことは少しづつアーティストのアシスタント業をしながら見聞きし、学んできた。でも、アシスタントを初めて来年5月末で満3年。そろそろ自分の制作に集中できる環境に身をおきながら、今やっていることのより大きなスケール、もしくは新しいことに挑戦してみたい。
ということで、大学院を受けようかな、と準備をしているところ。エヴァ・ヘスというアーティストが好きなので、イェールに行きたいとぼんやり考え出した。(エヴァはイェール出身)
イェールに入るには時間がかかるかもしれないけど、やっぱり時間とお金を費やすならベストな環境に行きたい、と思っている。
準備のために、ポートフォリオ作成とステイトメント作成のためのMFA準備クラスをとってみた。初めてこんなに時間をかけて自分のステートメントに向き合った。ポートフォリオも作った。でも、自分なんかが大学院行けるのだろうか、、、とか(寒くなって気分が落ち込んでいたので)本当にアートをやりたいんだろうか、大学院なんかに行きたいのだろうか、と自信がなくなっていた。
そうして数週間後、LAに行く機会があり、たまたま夫のアーティストの友達もNYから来ていて一緒にLAのギャラリーを見て回ることになった。彼女はちょうど自分の展覧会がこちらでオープンするということでLAに来ていた。彼女と私は初めて会ったのだが、すごく話しやすい人で、知的な方だった。
仲良くなれそうで嬉しいな〜と思った。しばらくいろんな話をしていたが、夫が、私が大学院受験を考えていることを話に出した。「どの学校に行きたいの?」と聞かれ、私は「うーん。まだ考えちゅうなんだよね〜」と濁したところ、夫が、「いや、彼女はイェールを考えてるんだ」と打ち明けてしまった。私は、いや、そんなちょっと恥ずかしいな、と思っていると、彼女は、「私イェール行ったよ。」と言った。え、イェール出身の人がここにいた!!!と驚いたが、恥ずかしいのでその驚きはあまりリアクションに出さずにいた。LAにいる間、親切にも彼女はイェールのことを色々話してくれた。NYに戻ってからしばらくしてからやりとりをすると、「ポートフォリオに載せようと思っている作品を見せてよ」と言ってくれて、彼女が作品を見に来てくれるということになった。
私は自分のスタジオがなく家の中で制作しているのだが、それでも快く来てくれた。作品を見ながら、いろんなアドバイスをくれたり、ステートメントを読んでくれて、付け足す要素を指摘してくれたり、すっごくhelpfulだった。←NOW! 実は、彼女は今さっき帰ったところで、なんとなく心が落ち着かないのでこの文章を書き始めた。自分の希望を言ってみると親切にも応援してくれる人って現れるんだな、と感動してしまった。ポートフォリオ作成のクラスよりも、親身になってくれて助かった。
と、なんとなく最近のことを言葉にしてみた。

ニューヨークで学びアーティストとして活動するための資金とさせて頂きます。