「このままじゃだめだ、やり方を変えよう」と伝えた日

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定期テストの結果が思ったような点数ではなく、落ちこんでいる生徒に伝えたこと。

「たぶん、きみが今の勉強を続けても成績は伸びないよ。テスト範囲を終わらせなきゃ、と思う意識を変えよう。テスト範囲をとりあえず一周しても定着していなければ全くテストでは役に立たない。今の成績を維持するだけでも精一杯か、学年を重ねるごとにズルズルと成績は下がるだろう」

「数学のテストをよく振り返ってみよう。基礎レベルで60点、応用で40点の配点だった。基礎レベルだけで見れば8割はできている。だから、きみは頭が悪いわけじゃないし、勉強しなかったわけでもない。勉強して、定着できたことはしっかりと結果につながっているんだよ。」

「全体の点数にとらわれないで、きちんとできたこととできなかったことに向き合おう。そうじゃないと、全体の点だけ見て『自分はダメなやつなんだ』とか『どうせ頑張っても報われない』と考えるようになってしまうよ。そんなことはない。一緒に勉強して身につけたことはしっかりできているんだから」

「本当に成績を伸ばしていきたいなら、パーフェクトになるまで進んじゃダメだ。実はよくわかっていないのに、曖昧なところがあるのに次に進むと、中途半端で自力では解けない問題だけが積み上がる。成績を上げたいなら、これからはそんな勉強には何の意味も無いと考えよう。学校の授業やテスト範囲にとらわれないで、完璧になるまで進まない。確実に身につけてから次の問題に進もう。そうすれば必ず成績は上がるよ。」

「意識を変えることが1つ。次は、完璧になった、いつでも解けると思えるまで復習する習慣をつけよう。」

記憶の限りですが、ほぼそのまま生徒に伝えた言葉です。

生徒の中には、定期テストなら1周さらっと勉強して6〜7割取ってくる生徒もいます。ちょっとしたテクニックを教えて要領よく点数を稼げる子もいます。本人の目標や意識もそのくらいの点数なら、それでも良いでしょう。

しかし、学年が上がるとだんだん通用しなくなってきます。どのくらいで壁にぶち当たるかは、大体見ていればわかります。どんなテストでも基礎レベルが9割以上できた上でテスト全体で6〜7割の得点なら、基礎知識はわかっているしそう簡単には大崩れしません。レベルに関係なく満遍なく得点しているようだと、基礎レベルは穴だらけなので、単元が変われば点数も大きく変動したり、受験勉強する時には確実に綺麗さっぱり忘れています。

生徒が困っていないのなら、あまりうるさくは言いません。一つずつ完璧にしながら進めていくやり方は面倒に思えますし、範囲が終わらないという焦りを感じやすいです。大抵生徒は、え〜というようないやな顔をします。

成績が上がってこなくなったり、乱高下したり、ズルズル下がっていっている時が私のチャンスです。冒頭紹介したような話をして、「勉強のやり方、変えてみない?」と勧めます。

タイミングは生徒にもよりますが、どんな生徒に対しても、一つずつ完璧にしながら進めていこう、という話をする瞬間が訪れます。

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