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田園都市日記 in London⑧(2023/6/16)

昨夜の深酒を断ち切るためにも、朝のウォーキングは欠かせません。
ロンドンの郊外の住宅街を歩くたびに感心するのは、150年以上前に郊外開発が始まり、ほとんどの住宅は二次大戦直後の復興期までに建てられ、すでに70年以上を経ている建物を、歴代の住民が少しづつ増築や改装を繰り返して、住みやすく、花や緑の豊かな閑静な住環境を整えています。
同地の住宅価格は1990年、2008年に調整局面はあったものの基本的に戦後右肩上がりで、いざとなれば換金できることが英国人の老後資産形成のよりどころとなっていますが、土地だけでなく建物の価値も上がるところがミソ。さすがアンティークを愛する国民、古いものに価値を見出すところはお手本となります。
地震、台風といった自然環境と歴史的、経済的背景の差もあり、過去はさておき、今後の日本の住宅の在り方としては参考になる点は多いと思います。

今日は高速M25を時計周りに東へ進み、イングランド南部では最大級のアンティークセンター集積地へ。
広大なエリアに複数のアンティークセンターが分散しており、ゆっくり回るには丸1日を要します。そんな中でミッドセンチュリー時代のヴィンテージ家具を何点か購入できました!なかなかの大漁です。

釣果を祝して乾杯といきたいところですが、UK上陸後夕飯をすべてパブで済ませているために、必ずビールをいっしょにいただく生活を続けてきましたのでそろそろ休肝日を。
そんな中で駅前のパブでメニューに発見したのがイングリッシュブレクファスト。そういえば、民泊つづきで未だこの伝統料理?を食べていない!
ということでイングリッシュブレクファストをオーダー。焼きトマト、マッシュルーム、トースト不在でフルとはいえませんが、とても癒されました。驚いたのが目玉焼きの絶妙の半熟具合、特段注文なしにこの仕上がり、やっぱりパブは進化している。

夕方なのでビールのお供の想定か、トースト付かず

明日もロンドンから郊外アンティークセンターを目指します。

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