コスメサミット2019に行ってみた
こんにちは。ウィルです。
今日はコスメサミット2019に参加しました。
本イベントはアライドアーキテクツさんが主催するコスメ業界に関するイベントで「マーケティングにおける課題を共有し、より良い未来を創出する」ことを目的とされています。
「広告」「ファン」「D2C」の3部構成で各テーマのプロが登壇されておりました。
HPはこちら
Twitterの#を追うのも楽しいかと思います!
ここでは業界の外の立場で感じたことを記載しようと思います。
Session1は広告
広告が嫌われることへの回答として、土日にプッシュ通知をしないだとか自分たちが嫌なことをしないという性善説のようなお話がありました。
マーケ領域の試行錯誤はコスメ業界も他の業界も一緒なのかと思いました。
新規売上だけでは積み上がらないから財布を分けているといった社内調整のお話もあり面白かったです。大企業でも試行錯誤できるだけ良い会社だなと思いました。
一番話題になったはこちら
各社認知のプライオリティは下げていること
ぱっと見て即買いすることもあるし認知を測るのは難しいし、商品やマーケ施策で勝負するとのことでした。
データや仮説をぶつけ続けた得た回答は面白いですね。
最後に各社のSNS運用のお話
カネボウ中根さんの話はとても興味深かったです。
業界ではプレゼント企画やTwitterの運用が難しいという話の後に、
カネボウさんがTwitterはやった方がいい
twitterで#コットン約1年分 積んでみた というプレゼント企画を実施。
ポイントは面白くて拡散したくなることと(拡散する手間まで設計する)
というお話にプロフェッショナルを感じました。
デザイン思考がめちゃくちゃできてるチーム何だろうなぁ。
Session2はファン
資生堂、富士フィルムといった大手の各社さんが登壇
大規模なDMP基盤のお話が中心でした
ブランドとチャンネルを一限管理する話とDMの効果のお話は専門外なので割愛します。(業界の方はめちゃくちゃメモしてたのですごくいい発表だったのかと思います)
心に残ったのは、データドリブンはコスト対策という話
おそらく大手メーカーだからこそ、DMを一本打つか打たないかの判断がものすごく重要なのだと思いました。
DMが効くのはF0層男性で仮説としてはまだ自分宛の荷物がもらえないから嬉しい。ロイヤル顧客はそんなものいらない(うざい)みたいな分析は感覚値に近いと思いました。
Session3はD2C
一番楽しみにしていたD2C
バルクオム野口さんが面白かったです
大企業に比べて品質いい商品作れなくないですかという質問に対して
DINETTE尾崎さんは
D2Cコスメで話題のglossierをベンチマークしているそうです。
売上でマーケが重要なのはglossierをみてもそうで、
尾崎さんは商品(プロダクトと言わないと野口さんに注意される)をチェックしたが品質だけでいうとCANMAKEやKATEの方が良いこともあるとのこと。
野口さんは既存他社プロダクトとテスト商品を比較調査して勝てる状態になったものをリリースするとおっしゃっており、D2Cの良い戦いだなと思いました。
美容系の業務があるので参加してみましたがとても面白かったです。
P.S 工場問題は永遠の課題。北海道で工場経営しようかな
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