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もう少しだけ広ければよかったなと思う幅の話

叶わないことを前提として、こうなっていたらもう少しだけよかったかなと思うことを今日、ふたつ見つけた。どちらも幅の話だ。

ひとつ目は、電車の座席幅。これ、もう少しだけ大きかったらよかったな。

日本工業規格 (JIS)によると、今は基本的に幅46㎝。実はかつては43㎝で、日本人の体格の向上により3㎝ほどアップしているとのことらしい。

とはいえ、「ちょっと短いな」と感じたこと、ありませんでしょうか?

あと3㎝伸ばして、49㎝、ほぼほぼ50㎝にしたら、もう少しだけゆとりを持って座れるのになと私は思う。

そうすれば、冬、アウターがもこもこしていても座りやすそうな気がする。自分のアウターもかさばっているのに、隣り合う人のアウターももこもこしていると、なんだか窮屈に感じてしまう。もこもこアウターの人たちの間が空いていると、ムギュっとして座ることになるのがちょっと辛い……し、自分も申し訳なくなってしまう。

さらに、夏の暑い日のべたべた肌を触れ合わせないぐらいの余白ももてそうな気がする。子どもを膝に座らせたお母さんも余裕を持って座れそうだし、足の間にちょっと大きな荷物を挟んでも、隣の人にぶつからないだけの余裕のために、あともう少しだけ大きいといいなあ、なんて思った。


ふたつ目は、エスカレーターの幅。正確にいうと奥行。

今のエスカレーターの奥行きは基本的に40㎝だという。なんとこれは、座席の横幅よりダントツに短い。立っているからとはいえ、これは短すぎるような気がするのは私だけ?

40㎝といえば、小学生のときに折り畳み式の30㎝定規が流行ったけれど、それを目一杯伸ばしてプラス10㎝。他には、広げてない新聞の短辺が40㎝だという。

ちょっと短くない?

と、多くの人が感じているから前の人とぶつからないように1段空けて立つ んだと思う。ショッピングをしたら前に荷物を持つし、いつもは背中にリュックを抱えているから、そうなると立っていたとしても人の幅はもう少しある。40㎝だと、だいぶギチギチだ。

叶わないことを前提としているけれど、こちらも50㎝ぐらいになるといいななんて思う。そうすれば、前後に荷物をもっていても少し余裕が持てるから1段ずつ人が乗ってくれるような気がする。

もちろん、40㎝がベストだ! と導き出した人の努力もあるから無下にもしたくないけどね。


”終わりよければすべてよし” になれましたか?もし、そうだったら嬉しいなあ。あなたの1日を彩れたサポートは、私の1日を鮮やかにできるよう、大好きな本に使わせていただければと思います。