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自炊をやめたら、食費1万円浮いた話


モノを手放すことを続けてると、モノ以外にも色々なことを減らしてみたくなります。衣食住、減らせませんか?

衣服は必要最低限の枚数があれば足りる。衣服を手をいれるのはハードルは低いし、手放すのも楽。

実際、片付けの解説本などでも、『まず、不要な服から始めましょう』なんて言う、教えもありますし。

次にハードルが低いのが、住居。

モノを減らして部屋にスペースが余ってくると、この部屋広すぎね?ってなります。一人暮らしなら、ワンルームで十分です。

食はどうでしょうか?

人間は食べなければ生きてゆけません。絶食は、できません。

まぁ、世の中には、全く食べない不食を貫いて生きている人もいて、ゼロじゃないそうですが、普通に生活していたらそれは無理。

ゼロにはできませんが、減らすことはできます。特に食費を減らしたい!!という希望はよく耳にし、目にします。

食費を減らす方法として一般的なのは、やはり自炊です。

でも、ちょっと待ってください。

自炊って、本当に節約になるのですか?自炊したら節約になるっていう神話を自分に言い聞かせているだけじゃないでしょうか?

ちょっとした実験をすることにしました。自炊をやめたら本当に食費が上がるのか?食費は下がらないのか?検証しました。

自炊をやめたら、食費1万円浮いた〜下準備

自炊をやめる前段階として、以下を自らに科しました。

1、冷蔵庫を手放す

2、家に食物を置かない

3、キッチン用品も手放す

どうですか?かなり非常識でしょう?これをやると、必然的に外食や中食が増えますね。逆に外食ばかりで食費は増えると予想します。

そこを工夫して、なおかつ食費の節約もしてしまおうと考えました。

家に冷蔵庫やキッチン用品がなく、食材もなければ当然自炊はできませんよね。その環境づくりから始めました。

買わない!自炊しない!と決めていても、食欲というのは、人間の3大欲求といわれるように、意思の力ではなかなか抑えが効かないものです。

しかし、環境を整えるというのは有効です。

自炊しない!を貫徹するために、キッチン用品を極限まで捨てました。これで、物理的に自炊しようと思ってもできなくなりました。

自炊をやめたら、食費1万円浮いた〜やってみた結果

ノー自炊生活は2017年の6月〜7月で行いました。自炊なし生活をやった時のルールは以下です。

・昼食は会社給料天引きのため、ノーカウント
・飲み会代は雑費ということで、ノーカウント
・自宅での酒代やパーティ代は食費込み
・これまでの自炊による食費が平均が約3万円/月
・極端に食費を切り詰めない

では、1ヶ月にかかった食費を発表します。

食費:19670円(税込)でした。

これまでの食費がおよそ30000円でしたが、実験的に始めた自炊なし生活にしたことで、食費が10000円の削減になりました!驚きの結果です。

では、どうして10000円の削減になったのか?理由を分析したいと思います。

自炊をやめたら、食費1万円浮いた〜理由を分析してみると

自炊をやめて生活するときに心がけたのは以下です。

・朝は毎日ミューズリー
・夜は500円で収まるように食事をする.
・休日は1日1食か2食


朝食はお手軽&栄養満点のミューズリという、食物繊維が豊富なシリアルをまとめ買いして、いただきました。

大体一袋、1か月くらいで無くなる計算です。最初は味が薄めなので、物足りないかな?と思いましたが、歯ごたえが結構あり、飽きのこない味なので、朝食はミューズリ一本です。

夜食は、毎日500円とすると、1ヶ月で15000円かかる計算です。大体500円くらいに収まるようにしてました。

休日は色々食べたくなるので、すこしオーバーしてます。まぁ、我慢するつもりはないので、こんなもんでしょう。

休日は1日1食、2食なので、平日よりも食べる量は少ないです。しかしこれは、自炊していたときも、1食あるいは2食だったので、今まで通りです。

いずれも、無理なくやってました。

自炊をやめたら、食費1万円浮いた〜自炊やめたメリット

自炊をやめたことで他にもメリットがいくつか出てきました。

・食べる食べないの判断が明確になる
・何を食べるか迷いが減る
・ムダに頼まない(単品中心)
・自炊にかけていた時間を他に使える

食べる、食べないの判断が明確になりました。具体的には間食をしなくなりました。これは、モノを買う、買わないにも繋がっていますが、食べ物に関しても同じです。

間食すると、余計に食べてしまいがち。必要のないときは要らないし、お腹が空いたら、食べる。

次に、その瞬間に何食べるのか、迷いがなくなりました。例えばラーメン屋に行って、ラーメンを食べるのか、それともチャーハンが食べたいのか?店に入っても決まらない、なんてこともよくありましたが、そういうことは少なくなりました。

上にもつながりますが、余計なトッピングなども頼まなくなりました。頼みたい時は頼みますが、基本、要らない派となりました。

そして、自炊に要した時間を他に使えるようになったこと。これはかなり大きいです。

自炊すると、食材調達→調理→食事→後片付け、の一連をすると、1食あたりおおよそ1時間くらいかかります。この時間が、食事と後片付けの10分くらいで済むなら、50分好きな時間に使うことができます。

これが1日3食しっかりやると、2~3時間を自由に回せる自由な時間が増えます。その分、ブログを書いたり、読書、勉強、人と会う時間が増えました。

自炊って、労力を使いますからね。料理すること自体に価値を見いだしているのならば、大いにやって結構ですが、そうでなければ、時間の使い方、考えた方がいいと思います。

家に帰ってきて『家事がある』というのと『自由時間あり』では、モチベーションが違いますね。

次に、外食ばかりで不健康になったか?ですが、いまのところ、体重が激増したり、体調を崩したりしていないので、問題ありません。

まとめ

自炊をやめてみたら食費が1万円減りました。それ以外にも、自由な時間が増えたり、判断が明確になったりしました。

デメリットどころか、メリットがありました。

そうはいっても、また自炊したくなったらやればいいと思ってます。

誤解のないようにコメントしますが、自炊全てを否定しているわけではありません。状況が違えば、自炊の方がメリットある場合があります。

ノー自炊は、あくまで私見で、万人に効果のある節約方法ではありません。やってみたい方は、自己責任でお願いします。

それでは、また!

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