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[Pro's Bookshelf] 06:介護会社・三宅さんの一冊

プロフェッショナルたちは、どんな本を読んでいるのか?

各界の第一線で活躍されている方々に愛読書を紹介していただく「Pro's Bookshelf 〜プロの本棚〜」のコーナー。

今回は2017年4月に募集した、第2回「『トップリーダーズ』オススメ選書権」にご応募下さった皆さまの推薦選書から、入賞の方のオススメ本をご紹介します。

厳正な選考の結果、第2回「オススメ選書権」の入賞者の方は複数いらっしゃり、今日はお二人目の入賞者の本です。お一人目の記事はこちら。

また、この記事の最後には「第2回オススメ選書権」にご応募頂いた全ての選書を再度載せております(全部で70冊以上!)。いろいろな本に出会いたいという方は、ぜひご参考になさってください。

なお、この記事は単独でも購入できますが、月額購読のほうが圧倒的にオトクな価格設定にしておりますので、月額購読をオススメ致します。『トップリーダーズ』の月額購読はこちらから。

それでは、第2回「オススメ選書権」にて入賞となったオススメ本をどうぞ!


ナンバー2に必要な実務力 /介護会社・三宅さんの一冊

三宅さんが管理部長を務めている介護会社は拠点数が増え続けて急拡大中とのことですが、急成長と共にトラブルも絶えない会社が多い中、松下電器はなぜあそこまで大きくなることができたのかということに興味を持ったそうです。

そこで高橋荒太郎という松下電器の大番頭の名前を知り、手に取った本が『松下幸之助が惚れた男 〜評伝 高橋荒太郎』

『松下幸之助が惚れた男 〜評伝 高橋荒太郎』(小宮和行氏著/ダイヤモンド社)


松下幸之助は経理のスペシャリストである高橋荒太郎を招聘したくて、彼が務めていた会社1社ごと吸収合併したほど。そんな松下電気の急成長を支えた大番頭的ナンバー2・高橋荒太郎の生き様を追った1冊です。

拡大した組織、多くの子会社から上がって来る経理情報をマニュアルによって新入社員でも同じことができるよう統一し、拡大していっても正しい判断ができるような体制を整えた、経理のスペシャリスト・高橋荒太郎。

担当者によって歪まず、情報を正しく上げさせることこそが、組織の兵戦が伸びる中では基本になるということを学べるとのこと。

また他に三宅さんが印象に残っているのは、…

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