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[学べるコンテンツ] メーカーやクリエイターの思惑をきちんと適切にアウトプットできるかが問われる時代。

優れたコンテンツから優れた発想力を学べ!

良いものを作っているだけでは物が売れない、真摯にやっているだけでは注目もされない今の時代。大事なのは、お客様を振り向かせることができる企画力です。

企画力を高めるためには、発想力を高めることが大事。

このコーナー「学べるコンテンツ」は、目を通しておくと高い発想力や優れたアイデアを学ぶことができる世の中のコンテンツに注目するコーナーです。

そのコンテンツとは、書籍・映画・テレビ番組・漫画・音楽・YouTube・雑誌・ラジオ・演劇……、さまざまな形に及びます。

これまでプランナーとして様々な企画を生み出していった筆者も、企画力を学ぶために実際によく見返しているようなコンテンツの中からピックアップしていき、どこを見ておけばどんな発想が学べるのかを解説していきます。

ぜひ、日々のマーケティングの企画へのアイデアに活かしてみてください。

それでは今回の「学べるコンテンツ」、スタートです!

■メーカーやクリエイターの思惑をきちんと適切にアウトプットできるかが問われる時代。

ここ数ヶ月、とてもハマってしまったドラマがあります。

『驪妃 -The Song of Glory』です。

2020年に中国で放送されたテレビドラマで、原題は『錦繍南歌』。各話45分で全53話なので、日本でいえば大河ドラマのような大作です。

『慶余年』や『狼殿下』などの好演で注目を集める女優・李沁(リー・チン)が主演を務めています。

いつも大河的な韓流(韓国のドラマ)や華流(中国のドラマ)は第1話から観ても、大抵は盛り上がるのは9話か10話目あたりだから序盤で脱落してしまうことが多いです。

しかし、『驪妃』はたまたまテレビで第1話をやっていたのを観たら、その第1話からすごく面白くて、3話目ぐらいからうちの小学生の子どもたちも「面白そうだから」と観始め、結局子どもたちも最終回までハマりまくりで全部観ていました。

この『驪妃』というドラマ、本国の中国では配信開始わずか4日で視聴回数が2億回、2週間で20億回越え。さらには世界の最も優秀なドラマ作品を選ぶ国際エミー賞テレノベラ部門で、2021年の第49回において最優秀作品賞を受賞するという快挙。

そこまで国際的に評価の高い作品なのに、『驪妃』はなぜか日本の華流ファンたちにはあまり好かれていなくて、大して話題にもなりませんでした。日本で全然評価されていない。

日本ではなぜこんなことになってしまってるのか……。

それには2つの大きな理由がある、と私は思っています。

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