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アメリカの家賃支払いはBILT Mastercardを使ってマイルを貯めるべし

(2024年4月更新)

もっともっと早くにこの
BILT Mastercardを作って家賃の支払いをすべきだったと強く後悔しています。渡米後早めにこのカードを作って家賃の支払いに使うことを強くオススメします。

背景

アメリカでは家賃支払いにクレジットカードを使うと普通は手数料が取られます。このためクレジットは使用せずにチェックやZelle、Venmoを使用して銀行口座から引き落とされるようにしている人がほとんどです。つまり毎月家賃に大きなお金を支払うにも関わらずクレジットのポイントを貯めることができません。

が、BILT Mastercardだとクレジットカード使用手数料なしで家賃を払うことができ、1ドル1ポイント貯まります。年会費は無料、ポイントは無期限で、本当に信じられないカードです。そして、以下の通りポイントの使い道も本当に優秀です。

BILTカードの概要

ポイントの貯め方

家賃支払いで1ドル1ポイント貯まります(家賃支払いでは最大で年間100,000ドル分までポイントが貯まります=月に約$8300相当の家賃 x 12ヶ月)。
旅行関連(飛行機、レンタカーなど)の使用では1ドル2ポイント、ダイニングでは1ドル3ポイント貯まります(旅行やダイニングで貯まるポイントに上限はありません)また、BILTと提携しているレストランだとポイントが5倍ですので、アメリカの主要都市にお住まいの場合はBILTアプリでレストランを検索してそのお店に行ってみるのもありでしょう。

そして毎月初日は”Rent Day"と呼ばれるキャンペーンをやっており、家賃支払いを除いてポイントがすべて2倍になります。つまり飛行機を予約すると4ポイント、ダイニングだと6ポイントです。
そして最近開始されたのですが、ライドシェアのLyftとBILTアカウントをリンクし、BILT Mastercardで支払うことでポイントが5倍になります。

ポイントの使い道

クレジットカードのポイントを航空マイルに替えることが好きな人が多いと思いますが、BILTポイントも1:1で航空マイルやホテルのポイントに替えることができます。
UnitedやAmerican Airline、Hyattだけでなく、VirginVirginやHawaiianなども入っているのが素晴らしいです。
アメリカに住んでいると乗る飛行機は決してANA/JALだけではないのでかなり良いラインナップです。
(2024年4月更新:アラスカ航空もパートナーとして新規追加されました)

Courtesy of AwardWallet

BILTカードの申請

申請自体はとても簡単で、このリンクから申請して頂けるとありがたいです。

申請後のタイムラインですが、クレジットスコアに問題がなかったので申請後に即承認。2日後にカードが発送され、申請後4日目にカードが届きました。箱に入って届くのが特徴です。

カードが届く前でもアプリでカード番号などを確認でき、承認後すぐに使用することができます。

興味深い家賃支払いの仕組み

クレジットカードとして使用できるクレジット枠とは別に、家賃及び家賃関連用(rent-related expense)の支払い枠ができ、銀行口座のようにRouting numberとAccount numberが割り振られます。
家賃枠の上限は実際の家賃よりも少ない額が与えられるかもしれません。が、BILT Protectという機能を用いると、自分の銀行口座と紐付けができ、BILT経由で銀行口座から家賃を引き落とされるようになります(つまりデビットカード的な使用になります)。これでも1ドル1ポイントが付くので、普通はBILT Protectをオンにして使用することになると思います(私もBILT Protectをオンにして家賃支払いをしています)

実際の家賃支払いですが、大家が”Bilt Rewards Alliance”のメンバーであれば支払いはオンラインで簡単にできますが、普通はメンバーでないはずなので、VenmoかPaypalを使用して支払うことになります。VenmoかPaypalに銀行口座を登録するような方法でBILTのRouting numberとAccount numberを入力してBILTアカウントを登録し、毎月家賃を支払うことができます。まだZelleは対応していないようですが、今後対応されるかもしれません。

その他の特徴及び留意点

BILT Mastercardは月5回使って初めて使用した分のポイントがもらえます。つまり月5回は使用する必要があり、それに達しないと250ポイントしかもらえません(家賃支払いに使用するので、追加で4回の使用が必要)。
年会費無料にも関わらずポイントが多く付くので(特にRent Day)、私は月5回の使用に困ったことは全くありません。が、人によっては家賃払いだけにBILTを使用したい場合もあるかもしれません。その場合、Amazon ReloadでAmazon Giftの1ドルの補填を数回行って合計5回の条件を満たす人もいるようです(Amazon Giftの補填だと1ドル1ポイントしかもらえませんが、月数ドルであれば1ポイントでも別にいいだろうという判断。Rent Dayに行うのがベストです)。

入会ボーナスがない代わりに、カードが届いてconfirmationしたその日から5日間、何にカードを使用してもポイントが5倍になるプロモーションが始まります(家賃以外の支払いのみ対象)。大きな買い物を控えている時はプロモーション開始を待って使用されるのがいいと思います(クレジット限度まで使用し、Wells Fargoアカウントからその分を支払って使用できるクレジットを取り戻すとたくさん使用可能です)。

③インターネット会社のVerizonはクレジットカードではなくデビットカードを使用または銀行口座から直接引き落とすと割引が利きます。ありがたいことにBILT Mastercardはインターネットの支払いも”家賃関連の支払い”としてカウントされるので、これまでインターネット費用にはポイントが付きませんでしたがVerizonの支払いで毎月ポイントが付くようになりました(この支払いを毎月初日に設定することでRent Day支払いとなり、ポイントが2倍になります)。

その他、家賃のSecurity depositやUtility(ガスも水道も)、ケーブルテレビ、携帯代なども家賃関連の支払いとしてカウントされます。が、通常の1ドル1ポイント以上のポイントが付くクレジットカードが手数料無しですでに使用できる場合はBILT Mastercardは使用する必要はありません(例えば私のT-Mobileはアメックスで1ドル2ポイントが付くので、あえてBILTに変更する必要はありません)

④ポイント数に応じてステータスが分かれ(Blue, Silver, Gold, Platinum)、点数が25,000以上(Silver以上)でポイントに利子が付き、ポイントが増えていきます。ステータスによる詳しいベネフィットの違いはウェブサイト参照。

最初のプロモーションとRent Dayを駆使したので1ヶ月程度で約25,000ポイントが貯まりました。

⑤BILTカードで携帯料金を支払うように設定すると、その携帯の損傷や盗難で最大$800の保険料が支払われます。
⑥BILTで支払った旅行費が天候などを理由にキャンセルとなった場合は最大で$5000の補償があります。
⑦外貨手数料はありません!

Conclusion

BILT Mastercardは①年会費が無料、②家賃支払いで手数料無しでポイントが貯まる、③ポイントの移行先が優秀、ということで比較的新しいクレジットカードながら注目が集まり始めています。自分で実際に使ってみて本当に優秀なカードだと認識しました。是非BILT Mastercardで家賃支払いされて下さい!

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