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『車輪の下』ヘルマン・ヘッセ

ヘルマン・ヘッセは、20世紀ドイツの作家です。
『車輪の下』は彼の代表作品の1つになります。この小説は、ヘッセ自身の若いときの経験が反映されている、自伝的なものです。

村上春樹さんの『ノルウェイの森』で、主人公のワタナベくんが友人の緑の家で夜中に『車輪の下』を読んでいて、この作品の印象が残っていますね。

主人公のハンスは、勉学に励んで神学校へと合格します。入学後も勉強に打ち込みますが、友人ハイルナーとの出会いや神学校での生活が彼の人生を大きく変えていきます。

ハンスの人生からは、人それぞれ何か教訓めいたものを得られるところがあるのかなと思います。僕にとっての今回の学びは、残念ながら、人は人生において不幸の時期を経験せざるをえないということです。


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