~カゼ薬や解熱剤により、カゼが重症化することもある~

俺は15年ほど前にカゼを引いて、カゼ薬を飲んだ。一週間ほど経ってもカゼは治らず、セキが止まらなくなった。
息を吸ったらセキ、吐いてもセキ。腹筋も背筋も筋肉痛になり、セキをする度に激痛が走る、というのが2日ほど続いた。
病院でレントゲンを撮ったら、肺は白くなっていないので肺炎ではなく、おそらく気管支炎だろうとのことだった。

なぜだ!?ちゃんと毎日カゼ薬を飲んでいたのに、どうして重症化したんだ!!

カゼを引くと、セキ、たん、くしゃみ、鼻水が出る。これらはウイルスや菌を体の外へ追い出すためである。
カゼ薬を飲むとそれらが抑えられる。のどや鼻にいたウイルスや菌が、より体の奥へ入っていく…
ということで俺の場合は気管支炎になった。すなわちカゼ薬を飲むことは、ウイルスや菌に対する利敵行為である。

カゼの発熱も同じである。ウイルスや菌を弱らせるために熱が出ている。
解熱剤で熱を下げる。ウイルスや菌の動きが活発になる。
すなわち解熱剤を飲むことは、ウイルスや菌に対する利敵行為である。

カゼの症状こそが、カゼを治してくれている。よかれと思って重症化。泣いてもセキは止まらない。
カゼを引いたら休もう。疲れたらカゼを引かないように休もう。あまり疲れないようなスケジュールで生きよう…
あっ、昼寝の時間だ!

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