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話して放す《魂を透明にするために》(2022/3/30)

とかとかなんとか、

『前向きなんだけど少々不安定な話題が挟まる』

ことを、今しばらくお許しください。
只今、完全復活への経過過程です m(_ _)m


前ブログを辞めた直後から、明らかな鬱により1日20時間以上眠り続け、起きている間は希死念慮に取り巻かれ、身動きがまったく取れない状態が数ヶ月続きました。

(その間にメール等でお話しした方、何か失礼があったらごめんなさい)

辞めると決めたとき、実はもう既に精神状態ギリギリだったんです。


これまでほとんど人に話したことはないけれど(なので、ましてやブログに書けるわけがない)、10代~20代にかけての僕の裏面は、バイオレンス&ハードボイルドでした。
てか、普通に考えて、あれ全部事件(笑)。

それらを表に一切出さず、『幸せな明るい子供』として振る舞ってきたひずみは、自身で自覚していたよりも本当は致命的なものだったのでしょう。


2020年の初夏、ダメ元で、地元で一番評判のいい心療内科にかかってみました。
その精神科医は、結論から言えば、実直で冷静で、とてもいい医師だったと思います。

その上で、

「大まかに聴いただけでも、特殊な体験が重なりすぎて、そのひとつひとつが重大、深刻で、一般の心療内科やカウンセラーでは手が出せない」

とのことでした。

大きな病院での入院加療も勧められましたが、

「でも双月さんにとってはその入院生活そのものも逆境のようになってしまうんですよね」


「下りエスカレーターを全力で逆走し続けてきたような人生」


「もし休める状況なのなら、今はちょっと踊り場にいると思って、まず休めないですか?
収入は生活保護を頼ったっていいと思います」


匙を投げられた、と感じるでしょうか。

でも、僕は少し楽になった。


ああ、なんだ、客観的に見てあれらの出来事はすべて、やっぱり今でも心に影を落とし続けていておかしくないものなんだ。
そう思ってもいいんだ。

それで、いいんだ。


絶望と安堵とが入り交じるような不思議な感覚に、力が抜けていくのをぼんやりと感じました。

様々な人を診てきた医師の「手を出せない」という判断が、逆に僕が苦しさを抱き続けてきたことを赦してくれたように感じたのです。


さて、現実問題。
生活保護は調べたけれど、するとこの家は出なければならなくなるし、となると、ましろのこと、自身の障害のこと、それらのリスクを秤にかけなければならなくなる。

だったらもうここからはね、いつもの双月節ですよ。

夏頃から、起きていられる僅かな時間に就職活動。
理由のよく分からない涙をぼろぼろこぼしながら履歴書を書く(怪)。

それから、今が精神的なドン底ならこれ以上落ちることはない!と、まともなときなら全力で避けるであろうタスクに飛び込む。
結果、自身の医療的な位置付けが再確定する。


で、仕事決まる。


出勤初日から

「おい、それ訴訟問題だぞ…?(T▽T)」

という目に遭う(何)。

(弱ってるときにヤメテ(T▽T))

その負荷で、職場に行くと目眩と動悸が激しくなり、耳が聴こえづらくなり、何か言いたくても言葉が出てこない、そして人の言葉も理解できない、という状態に陥る。
でもそういうのも他人に見せ慣れていないので普通に振る舞い、何くそふざけんなや(T▽T)と立て直して、1年半。

前記事に繋がる。

↑今ここ

(あ、職場とは努めて穏便に話し合いました)


僕は自分自身ほど優秀なカウンセラー、心理療法士はいないと思っていますから、あとはもう大丈夫です。
自己修復に必要だった最後のピースは、

「大変な経験をしてきたんですね」

という客観的判断。

自分の経験を過小に捉えようとする癖の付いている僕には、これだけが長年うまくできないことだったんです。


そこさえ埋まれば、あとは他の人の苦しみを考えるときと同じでした。

自分の苦しみをちゃんと受け止めて、その苦しみ込みの自分を抱きしめてあげること。

どんな自分も丸ごと赦してあげること。

今はその過程にいるところです。

もうほんと、喜と楽を受け止めるのは得意なのにね。


少しずつ体調がいい日も増えてきました。
というか、前よりも体が軽いんです。
心の負荷を無いことにしてきた分を、ずっと身体が請け負っていたんじゃないかと思います。

武道でも20年近く自然体というものをずっと追求し続けているように、心の自然体も、そのときの自分が思っている状態が完成形ではないのでしょう。

そして自然体とは、必ずしも『今の自分が楽な姿勢』のことを言うのではありません。
慣れない動きにギクシャクしながら、筋肉痛になりながら、そこを通過してやっと、少しずつ本来在るべき自然な姿勢に近付いていくものです。

心も今、その過程にいるんだなあと。


こういう話をし続けるつもりはないんですが、ちょっとまだ浮き沈みがあるので、書いたり消したりしていたものを一気書きさせてもらいました。
見直すとまた消したくなるから、このまま投下(ノ▽T)ノ



魂を生きている間にできるだけ透明に近付けてお還ししたい。
そのために少しだけここを使わせてください。


うーん、すんごいまとまらない(笑)。

ここまで読んでくださった方、ありがとう。



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