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ネイティブ並みの発音になれる 「オトナの発音教室」

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恥ずかしがらないで。もっと唇や舌を上手に使って。リズムよくリラックスして。ねっ、ネイティブみたいでしょ。
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2015年10月の記事一覧

羊を数えても眠れないわけ

眠れない時に、「ひつじが1匹、ひつじが2匹、・・・・」と数えると眠れるというおまじないがありますよね。

私もやってみたことがありますが、効果てきめんとはいかず、途中で数えるのに飽きてやめてしまった覚えがあります。

実はこれ、欧米の習慣なので、日本語でやってもあまり効果は期待できないのです。

ひつじは英語で sheep 。単複同形なので、複数形のsはつけずに、
”one sheep, two

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ハロウィーンもカッコよく発音しよう!

ハロウィーンで子どもたちがお菓子をもらいに回るときの決まり文句が、”trick or treat”です。

日本でもハロウィーンが浸透してきたので、「トリック・オア・トリート」と言われることが増えてきたようです。

今回はこれを、子音のブレンドとリエゾンでネイティブっぽく発音してみましょう。

trick も treat も、tr の子音のブレンドです。
「らりるれろ」と同じ舌の位置で舌をはじいて

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リスニング力をアップ!子音のブレンドをマスターしよう!

英語が早く聞こえてしまうのは、日本人が子音のブレンド音が苦手であることも原因のひとつです。

子音のブレンドとは、2つ以上の子音を一つの子音のように発音することです。

たとえば、「trick」 と、日本語の「トリック」の違いをみてみましょう。

「トリック」をローマ字表記にすると、to ri kku となり、母音が3つで、3音節になります。

英語の「 trick 」は、/i/だけが母音なので、

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sの音は、唇を横に引っぱって出す。

sの音は、日本語の「ス」をそのまま使うと、母音の「ウ」が残ってしまい、単語や文章の中で音が多くなってしまうので、意識して子音の「s」を練習しましょう。

そのためには、口の形を意識することが大切です。

日本語の「す」では、唇が丸くすぼんだ形になりますね。

英語の「s」を出す時は、まず「イーッ」と言うときのように唇を思い切り横にひっぱります。

そのときの歯は閉じたままですね。その閉じた歯の間か

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