ひとふで3D(ときどきワイヤーアート)

当初は結束線一本の世界を紹介するはずが、あまりにも反応が無いため投稿を変更して 日々の…

ひとふで3D(ときどきワイヤーアート)

当初は結束線一本の世界を紹介するはずが、あまりにも反応が無いため投稿を変更して 日々のワイヤーアート制作の現場を投稿していくものとする。

最近の記事

人のワイヤー

しばらく放置していたのですが また書こうと思い立ちました。 人物のワイヤーを投稿していたのも何かの縁なのでしょうか? 今年の夏には東京のほうでの展示も予定しておりますし 動物をメインで制作していたモノを地元で展開 都の方では人物を展開っていう住み分けができたら面白いかなって? う~ん、どうだろう。 人の顔つくりもスキル上がってきています。

    • それぞれのアートの出会い

      次の展示は過去作と最新作を合わせての展示 ちょっと面白い

      • 幼さの加減

        頭部に対して目から下の割合の大きさの加減が 年齢の調整というのは基本中の基本 頭を大きくして鼻口を小さく設定したりと 元絵に対しても調整して年齢を下げて作ってみたもの 立体なので上から見下ろすアングルで撮ると口など更に小さく写る 下から見上げるアングルだとこう やっぱり表情は全然違う そういうのも立体に起こしたワイヤーアートの楽しみ方

        • 髪の毛の表現

          黒い線に対して表現できるものとして 線の太さや曲線の描き方ぐらいしか選択肢はないのですが 今回は巻き髪ぽっさの表現に思いっきり丸く丸く より手前に手前に盛りました。 女性の表情も相まってなんだか画家のミシャの女性のようになった こういうのもいいですよね。

          人物画のワイヤーアート

          大きさの比較 コーティングの粘土のおかげか しっかりと存在感が出てきていい感じになったと思う。

          昨日の写真の原本

          原本というのか、昨日の妖しい写真の本来の姿 黒く塗装する前の白い作品 転写のようにも見えるこちらの作品 カメラの設定のセピア色で撮ってみました。 優しそうな女性です。昨日の妖しさは全く無いですね

          立体だから出来る事(ワイヤーアート)

          写真の撮影において、絵画のような紙媒体とは違って 向こうが透けて見える事やガラスの反射など 様々な要素を取り込み画面に反映させることができます。 今回の作品はまだ黒く塗装する前の途中の作品ですが、 白く反射しやすい状態だったので、窓際の外光が入る場所で ガラス面の反射を利用して作品の複数の像を映し出しました。 妖しすぎて面白い

          立体だから出来る事(ワイヤーアート)

          ワイヤーアートの細部

          影の投稿が続いたので、そろそろ本体の投稿を 今回色調はセピア色でまとめました。 さわやかなイケメン作品ですが、どの線も必ずひと続きの状態です。 口や目はイラストでは周りの線と繋がっていなくても成立しますが ワイヤーアートでは空中に吊る事は出来ません 必ず目も眉毛も髪の毛と繋がった状態 ただ、意図して奥行きを持たせることで立体的に見えますし 左右で見る立ち位置を変えるだけで、わずかなズレが際立ちます。 ズラす按配は作品によって奥行きの持たせ方に応じて調整していま

          影で遊んでみる

          前回のワイヤーの作品、影だけで裏と表の比較 写真で影をクッキリ出すためにHDRというデジタル処理を施しています。 裏面は下から見上げるようなアングルで目線もちゃんと下に合わせているように見えます。 対して表面は上から見下ろすようなアングルになり、睨みつけるような表情になってしまいます。 ワイヤーアート作品ひとつでこのようにいくつもの表情を楽しめるのは 立体構造ゆえの遊び方、またそのような話もしていきます。

          ワイヤーと影

          ワイヤーアートには影ができる。 ひっくり返すと裏面も反転した作品となり、それにも影ができる。 照明の角度をつければ、半立体の作品は斜め上から見た影が壁に落ちる 角度の違いは人の顔の表情の違いとなって影と実像に反映される 天井から吊っている作品なので今回のような写真も回転しながら 刻一刻と変化していく ちなみに、目に独自の細工を施しているので 回転しながら目が追って来るような(カメラ目線)妙なトリックアートになる。

          ワイヤーの肉付け

          線の細さはそのまま存在感の無さにもつながる 何本も線を多用すれば細いワイヤーでも強度と存在感は増す かつては動物の毛並みを表現するのに何本もワイヤーを這わせ 強度も上げて制作していた しかし人の顔にそんな線を這わせない、しわの多い老人になってしまう そこで塗装を施す、調合した粘土など強度上げ、錆止めである 最終的には黒い塗装になるのですが 今回は肉付けの白い塗装

          ワイヤーの目

          ワイヤーアート作品で最初に手掛けるのは 圧倒的に目から作ることが多い 鳥や動物にしても目から進めて頭部を形作ると全体のバランスが取りやすい 動物において目の造形は様々で、それを立体的に捉えると表現方法も異なってくる 最近、人物像に取り組んでいるが眼球の光の反射の表現に一工夫施した。 まつ毛の存在も重要で艶やかさも帯びてくる どの部位も下絵に忠実に丁寧な作業を心がけて行う 立体の奥行き等の設定も同時にやっていくのである 後々塗装によって(錆止め、強度上げ、耐久の

          イケメンねこ

          自立してるわけではないのですが、床置きで浮き出ている仕様です。 かっこよすぎだろ どの角度から見てもイケメンオーラ出ています 一本の結束線でこんなに遊べるなんて コスパ良すぎです。 手の平よりも小さな作品の 握ればすぐにクシャってなってしまう世界ですが 唯一無二の存在になってなりうる   私にとって大切な世界ではありましたが、少し投稿の質を変えねばならない時期になってきているように思えるので、ひとふでにこだわるのは少しの間お休みしたいと思います。 告知と制

          お?なんや?やんのか?

          作ってる時は あまり考えてなく 手が勝手に動くというか 作り終えたパーツから次にどう動けばいいか? ポーズは割と作りながら導かれるような 勢いというモノがある 後ろ姿の横顔が覗く猫 そう、単純にそのデザインだったはずだが 座りを良くしようと最後のバランス取りをした結果 何だかひどく警戒したような形になってしまって・・・ ケンカしちゃ駄目ですよ

          何か ある

          針金のむこう側 ひとふでの猫がじっと見つめる先 気になる そんなに見つめて さっきから動いてないけど? んんん~?! え?何それ?コワイ なんだ 寝てるだけか どうりで動かない訳だ~ と、針金相手に妄想するの楽しい

          立ち止まってみる

          歩き回って 探し回って こんなにも広い世界に呆れ絶望して それでも諦められないあなた 歩みを休めて 立ち止まってみたら? 足元に探し求めてるものがあるとは限らないけど 上や前ばかり見ている景色とは 違った発見や気づきがあるかもね え? 目を閉じていては見えない? そんな野暮言っちゃダメですよ