よったまん

城めぐり、MLB、修行中

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蜂蜜と遠雷を読んで分かった芸術教養の無さ

 今更ながら、恩田陸先生の「蜂蜜と遠雷」を読んだ。僕は恩田陸先生の作品は、「ネバーランド」しか読んだことがなかったが、久しぶりに、先生の作品を読んでみようと思いかなり遅れて購入した。ネバーランドは、かなり好きな作品だったが、何故か他の作品は読んでなかった。ネバーランドから感じる著書の印象は、思春期の葛藤の描写が、読む意欲を掻き立てると言った感じだった。  まず、上巻を読み始めると、サクサクと進んで行く。僕が、ワクワクしたのは、それぞれの登場人物ごとに雰囲気が全く異なっている点

    • 道に詳しい高校生

       この春高校を卒業する僕が、今までに出会った友人たちから感じ取った、最高に粋な高校生像について紹介したいと思う。  それは、ズバリ、「道に詳しい」ということである。(タイトルにあるから、ズバリではない)  道というのは、ナルトの忍道のような生き方の話ではない。アスファルトで舗装された道路のことである。ここで、アスファルトでと付けたのには意味がある。普通、高校生は車やバイクに乗らず交通手段は、徒歩、チャリ、電車、(小学校4年生に限り、リップスティックやジェイボード)に限られるわ

      • 浪人の知性溢れる言い換え

         初めまして、今日浪人が確定したカスこと、よったまんです。 浪人が確定したことにより、何よりも僕の頭痛の種になっているのは、浪人それ自体ではなくその呼称である。というのも、クラスメートたちはこの春から大学生という社会的な肩書きを手にしたわけだが、一方この怠惰の権化こと、よったまんは、肩書きがなくなってしまったというわけで ある。「おいおい、呼称なら浪人生だろ」と馬鹿みたいなツッコミをした読書は、ここで離脱してもらいたい。ここまでの文体でわかるように僕は自分を必要以上に賢く見せ

      蜂蜜と遠雷を読んで分かった芸術教養の無さ