見出し画像

道に詳しい高校生

 この春高校を卒業する僕が、今までに出会った友人たちから感じ取った、最高に粋な高校生像について紹介したいと思う。
 それは、ズバリ、「道に詳しい」ということである。(タイトルにあるから、ズバリではない)
 道というのは、ナルトの忍道のような生き方の話ではない。アスファルトで舗装された道路のことである。ここで、アスファルトでと付けたのには意味がある。普通、高校生は車やバイクに乗らず交通手段は、徒歩、チャリ、電車、(小学校4年生に限り、リップスティックやジェイボード)に限られるわけで、国道何号線やら県道何号線やらには、造詣がないものである。
 にも関わらず、高校生にも関わらず、どっかの場所を説明するときに、国道や県道を使う人がいる。皆さんの周りにも1人位いただろう。これは、まじでカッコいい。さらっと出す、ニーヨンロクに僕は粋だなぁと思っていた。標識に書いてあるただの数字が、僕の世界では認識されていなかった数字が、その時突如として意味を持ち始めた。
 これは、あくまで学生証を身分証明証として使っている僕たちだから感じることができたカッコよさだろう。
 余談だが、ナルトは波の国編が一番好き。機会があれば、波の国編についても書きたい。
 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?