見出し画像

和しても決して同じはせずに



「和して同ぜず」で行きたいねぇ。

尊重は好きだけど
同調は好きじゃないから。

どんなに優しく立派な人の集まりでも
たった一つの美しい理想を
皆が口をそろえて賛美する様子は
なんだか気味が悪いから。


皆もっと色んなことを思い
望んでいるはずなのに
他の素晴らしい人たちに
呆れられないように
自分の意見や感覚を吞み込んで

「私も右に同じです」

はしたくない。


無闇に反対意見を投じて
和を乱すことはしないけど

「私はそう思わない」

ということを、自分自身は
しっかり把握しておきたい。


不定形の思考や価値観は
安易な同意を重ねるたびに
容易に捻じ曲げられていくことを
今までの人生で嫌になるほど実感したから。

周りの影響を受けやすいからこそ
もう他人に植え付けられた思想を
自分のものだと勘違いしたまま
生きたくはない。

どんなに賢く正しそうでも
借り物の言葉はつまらない。

稚拙だ、突飛だと笑われようと
その人オリジナルの思考に触れて
本気の意見を分かち合いたい。

教え教えられ
学び気づくことはあっても
お互いに心の芯までは
決して揺らがせることなく。

自分以外の知識は不要と
変化や成長を拒むのでもなく。

人の輪の中にありながら
多勢に流されることのない
確かな人になっていきたい。

話しても決して動じはせずに。


🌸最後までご覧くださり、ありがとうございました🌸