見出し画像

「何も起きなかった日」にこそ自分を労う

ゴールデンウィーク初日。休みに突入した方もお仕事の方も、お疲れさまです!

私は昼に近所で夫と焼肉を食べ、午後は予定してたとおりに久しぶりの買い物三昧。今日はいい出会いがたくさんあった分散財しましたが(笑)下着に服に、いろいろ買えてなんだかスッキリ。気分が上がりました。

夕方頃に帰ってきて、録画してたテレビを見たり作り置きを食べたりして……いたって平和な1日を過ごせたなあと。

一方で、夫は仕事のトラブルで焼肉後にはバタバタと家に帰って対応しつつ、バスケチームのみなさんとの飲み会に急いで向かいつつ……

なんだか穏やかに過ごしてるのが申し訳なくなるくらい、大変そうでした。

夫との対比もあって、こんな平和な日は自分が過ごした1日に対する感想って薄っぺらくなりがちなのですが。

でもよく考えれば、今日こうして平和に過ごせたのも連休を無事迎えるためにコツコツ仕事を終わらせて、今日という日を過ごすための計画を立てて、実行に移せたからこそ、なんですよね。

昨日noteでもXでもこんなことを書いて、みなさんから思わぬ数の「スキ」や「いいね」をいただけて嬉しかったのですが……

何かが起きて大変だったときと同じくらい、「何も起きないように頑張った結果ほんとに何も起きなかった日」もちゃんと自分を労ってあげたい。

そう、人って「何かが起きて乗り越えた人」に対しては褒めるけど「何食わぬ顔でこなしてる人」に対しては褒めないところがあるよなあ、って。

これは他人に対してもそうだし、自分に対してもそう。

ちょうどさっきまでドラマ「9ボーダー」を見てたのですが。自分には仕事しかないのでは……と悩んでるバリキャリの29歳大庭七苗(川口春奈)が、自分の予定を犠牲にしつつ、子供の体調不良で帰らなきゃいけなくなった同僚のフォローをするエピソードがあり。

それなのに評価されるのは家庭と仕事の両立をしてる同僚や、後輩ばかりで自分は「できてあたりまえ」だと思われている。

そんなことに悩む姿が描かれてて、まさにだなーと。何かが起きないようにどれだけ日々必死で、一生懸命頭を働かせてるかなんて周りには伝わらない。それはきっと何かが起きないと、単純に目立たないから。

私も仕事をしてて、もっとこのあたりまえに見えることたちを褒めてくれー!と叫びたくなる瞬間がたくさんあります。

でもきっとそれはお互い様で、私もいろんな人たちの「あたりまえのように見えることたち」に感謝しきれてないのだろうなあ。

ちゃんとそれを見つけて、言葉にして労うことって意外と難しいのかもしれないけど。

せめて「何も起きなかった日」にこそ自分を労うことを忘れずにいたいなあと、思います。

何かが起きた方も、起きなかった方も、みなさん今日もお疲れさまです。

この記事が参加している募集

テレビドラマ感想文

私は私のここがすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?