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Men At Work - It's a Mistake / イッツ・ア・ミステイク ‐ 1983

メン・アット・ワークの中で一番好きな曲は、
この「イッツ・ア・ミステイク」

「It's a Mistake / イッツ・ア・ミステイク」1983

※MVの内容が戦争とヒューマンエラーに対する風刺(ブラックジョーク)になってます。して、MVの最後に間違って押されちゃってるのは、核爆弾のボタンでしょうねぇ…

はい。こんなミステイク、とにもかくにも…おそロ〇ア。
絶対あってはならない、ミステイクです。

そうですね、戦争自体が「イッツ・ア・ミステイク」かも知れません。史上最大のヒューマンエラーと言うのかな。

「The Great Dictator / 独裁者」1940

ヒトラーとチャップリンは
占星学上でのタイムツインでしたね

「ちいさな独裁者」2018

「22年目の記憶」2019

独裁者を生んでしまったり、選んでしまうことも、人類や国家、民族のミステイクなのだと思います。

そんな風に太古の昔から、人間は何度もミステイクを繰り返してきました。

とは言うものの、中には「せざるを得ない戦争」というのもあるし、「防衛のための、仕掛けられてしまい止む無く戦争(戦闘)へと巻き込まれてしまった避けられない戦争、誰かや何かを護り救うためにはその方法しかなかった…って戦争もあるわけですが…

日本が大東亜戦争に突入することになったのは、戦国時代にバテレン(イエスズ会)たちの布教の裏にある目的を知っていたことと、次々にアフリカや南アメリカ、アジア諸国を植民地化していく西洋諸国に危機感を抱いたことが発端であって…一部では侵略の意図を持っていた人もいたかも知れないけど、少なくともネイティブアメリカンやアフリカの人たちのように搾取される側になることへの抵抗運動と同胞であるアジア諸国の解放が大和魂の主たる目的であったと、私自身はそう思っています。

そして、「平和は憎しみからは絶対に生まれない」と宣う日本人に生まれたことを誇らしく思ったり。
(ぢぶんは別に右翼ってわけじゃないけどさ)

激動し変転する歴史の流れの中に
道一筋につらなる幾多の人達が
万斛の想いを抱いて死んでいった

しかし
大地深く打ちこまれた悲願は消えない
抑圧されたアジア解放のため
その厳粛なる誓いに
いのち捧げた魂の上に幸あれ
   
ああ 真理よ!   
あなたはわが心の中にある
その啓示に従ってわれは進む

 1952年11月5日  ラダ・ビノード・パール

「アフリカン・カンフー・ナチス」2021

この映画、日本では全然大丈夫だけど、
ドイツとイスラエルでは大丈夫なのか?

まあ、こんなのもあるくらいだし、大丈夫なのかも。

「帰ってきたヒトラー」2016

独裁者はホント、いなくなりませんね。特にアフリカの歴史を見ていると、独裁者が乱獲出来るくらいにいたりする。南米はまだマシな方か…治安と貧富差は酷いですが。

でも、カタフィ大佐は嫌いでは無かったですね。アラファト議長も好きでしたよ、私。共産国家と中近東の国に関しては報道とかアメリカよりで偏っているから、公平ではないんですよね。フセインも本当に独裁者だったのか…それは私たちが決めることではないんだろうなあ。

トルコで絶対的な英雄の座を確保している「トルコの父」ケマルも、クルド人にとっては大量殺戮者ですしねぇ。
リンカーンも黒人と国家にとっては偉大なる大統領でも、ネイティブアメリカンにとっては、やっぱ自分たちの大量虐殺を指示した人ですもん。

そして、やはりこれは大いなる人類の過ちだと思います。「はだしのゲン」1983

アニメやドラマでは省略されているエピソードが多いから、原作コミックが一番おすすめですよね。

反核問題については、「ゴジラ」の音楽のとこで語ります。

ノルマンディー上陸作戦

この作戦はどうにもこうにも必要だったと言えるでしょう。

「史上最大の作戦」1962

ただ、その戦争の是非というか結果って…
結局、勝者が正義という事になって、勝者側の理屈と歴史で語られますからね。負けた方は必然的に悪となる。総ての責任は負けた側にあると言わんばかりに。そのことを私たち日本人が身をもって、一番よく知っていたりします。

そのように世の中は動いているのです。

という訳で、日本人はミステイクをおかした国なんですよね。先の戦争では…

「 Combat!/ コンバット!」1962-67

このドラマ、良作です。ノルマンディー上陸作戦後の連合軍とドイツの戦闘を、アメリカ兵たち側の立場から描いたものではありますが、ドイツ兵=敵という構図ではないのがミソ。戦場での人の在り方を描いていて、敵とは言え、相手も人間であるのだと疑問を投げかけてくれています。
全152話もあるので視聴は大変ですがっっ 
私は当時テレビ放映を見ていました。学校から帰ってのお楽しみな番組でしてっっ
男らしくて頼りになる上司、サンダース軍曹が好きでした。彼を演じるビック・モローはユダヤ人でしたが、「トワイライトゾーン」の映画の撮影中の事故で亡くなったんですが、ユダヤ人差別をする人種差別主義者の役だったというのが、なんとも皮肉でした。ヘンリー少尉役のリック・ジェイソン
は「人間の証明」に出ていましたね。元GHQのチョイ役だったけど…

■戦争が犯罪であるというなら、
いま朝鮮で戦っている将軍はじめ、トルーマン、
スターリン、李承晩、金日成、毛沢東にいたるまで、
戦争犯罪人として裁くべきである。
戦争が犯罪でないというなら、
なぜ日本とドイツの指導者のみを裁いたのか。
勝ったがゆえに正義で、
負けたがゆえに罪悪であるというなら、
もはやそこには 正義も法律も真理もない。
力による暴力の優劣だけがすべてを決定する社会に、
信頼も平和もあろう筈がない。
われわれは何よりもまず、
この失われた《法の真理》を奪い返さねばならぬ。

■日本は独立したといっているが、
これは独立でも何でもない。
しいて独立という言葉を使いたければ、
半独立といったらよい。
いまだにアメリカから与えられた憲法の許で、
日米安保条約に依存し、
東京裁判史観という自虐史観や、
アメリカナイズされたものの見方や
考え方が少しも直っていない。
日本人よ、日本に帰れ!とわたくしは言いたい。

■1950年のイギリスの国際事情調査局によると、
《東京裁判の判決は結論だけで理由も証拠もない》
と書いてある。
要するに、彼ら欧米は、
日本が侵略戦争を行ったということを
歴史にとどめることによって
自らのアジア侵略の正統性を誇示すると同時に、
日本の過去18年間のすべてを罪悪であると烙印し、
罪の意識を日本人の心に
植えつけることが目的であったに違いない。

■わたくしは1928年から45年までの18年間
(東京裁判の審議期間)の歴史を
2年8ヶ月かかって調べた。
各方面の貴重な資料を集めて研究した。
この中にはおそらく日本人の知らなかった問題もある。
それをわたくしは判決文の中に綴った。
このわたくしの歴史を読めば、
欧米こそ憎むべきアジア侵略の張本人であることが
わかるはずだ。
しかるに日本の多くの知識人は、
ほとんどそれを読んでいない。
そして自分らの子弟に
『日本は国際犯罪を犯したのだ』
『日本は侵略の暴挙を敢えてしたのだ』と教えている。
どうかわたくしの判決文を通して
充分研究していただきたい。
日本の子弟が歪められた罪悪感を背負って
卑屈・頽廃に流されてゆくのを、
わたくしは見過ごして平然たるわけにはゆかない。
誤られた歴史は書きかえられねばならない。

■日本人はこの裁判の正体を正しく批判し、
彼らの戦時謀略にごまかされてはならぬ。
日本が過去の戦争において
国際法上の罪を犯したという錯覚におちいることは、
民族自尊の精神を失うものである。
自尊心と自国の名誉と誇りを失った民族は、
強大国に迎合する卑屈なる植民地民族に転落する。
日本よ!日本人は連合国から与えられた
『戦犯』の観念を頭から一掃せよ…。

■この裁判は国際法に違反するのみか、
法治社会の鉄則である法の不遡及まで犯し、
罪刑法定主義を踏みにじった復讐裁判に過ぎない、
だから全員無罪である

■時が熱狂と偏見を和らげた暁には、また、
理性が虚偽からその仮面を剥ぎ取った暁には、
その時こそ、正義の女神は、
その秤を平衡に保ちながら、
過去の非難と賞罰の多くに、
その所を変えることを要求するだろう

ラダ・ビノード・パール

さて、バンドの話。

たぶん一番ヒットしたのはこの曲かなあ…
「Who Can It Be Now? / ノックは夜中に」1981

どうしてこの曲が思い出の曲かというと、学生時代の夏にケンタッキーフライドチキンでバイトしたとですよ。

その時に流行っていたので、ガンガン掛かってたんですね。
なので、聞くとケンタッキーの夏を思い出しちゃうwww
汗垂らしながら、フライドポテトあげてた日々をっっ

ちなみにね、地元千葉でバイトしてたんですけど、
新店舗ってことで、大阪から店長がやってきたんです。
すごい嫌な奴で、いの一番に履きくさったセリフが…

「千葉は嫌いです。こんなところに来たくなかった」

とブスくれて言いやがる。

「バカタレ ほなら大阪帰れ!!」

と、阪神ファンな私も思うわけですよ。
千葉在住のパートやバイト前にして、
大の大人が言うセリフじゃないでしょっっ

そいつ本当に腐った奴で、えこひいきはするし嫌がらせはするし(シフトとか当番とか)、一番ひどいのが勤務中に水分取らせないんですよ。水をね、飲むなっていうのよっっ
そんなに飲みたき、トイレの水を飲めと…
何かというと、大阪はよかったと千葉を下げる。

じゃあ、千葉に来んなよ! 迷惑だよ!!

もうその一言。

結局、大喧嘩して辞めました。
(そして、その後はすぐ近くのデニーズへ移動)

まぁ、それでもケンタッキーフライドチキンは食べますが。

今なら本部に文句言ってたろうなあ…
時給も500円スタートという話が450円だったし、
ひどいもんでした。学生だからと舐め腐って。

てな、苦々しいバイトの思い出でございます。

「Down Under / ダウン・アンダー」1981

この曲もヒットしましたね。

タイトルのダウンアンダーとは、
ほとんどの世界地図は北を上にして描かれるため、
必然的にオーストラリアやニュージーランドは世界地図の下側になるので、自虐的にオージーが「ダウン・アンダー」と表現しているわけです。

「Overkill / オーバー・キル」1983

タイトルはまんま、「殺しすぎ」って意味です。

メン・アット・ワークは、
オーストラリアはメルボルン出身のバンド。
ちなみにバンド名のMen At Work とは、
日本語だと「工事中」って意味。

当時は、オーストラリア出身のバンドとかが結構活躍してまして、全米チャートにランクインしてきた時代でしたね。
オージーロックと呼ばれましたが…
他には爽やか系のエア・サプライなんかもいたなあ。

さほど活動期間が長かったバンドではなくて、解散・再結成はしたものの、メンバーの一人が急死したことから永遠に活動停止になっちゃいました。

ボーカルのコリン・ヘイの独特な声と歌い方が印象に残るバンドでして、今も夏になるとたまに聴きたくなるバンドの一つです。

「Everything I Need」1985


2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、
こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。
「My Favorites〜音楽のある風景」 
 2020/09/27 掲載記事より転載



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