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Case Study-No,7「1000年の呪い」

【スピリチュアル・カルテNo,7】wさんのケース

「人を呪わば穴ふたつ」という言葉がある。

他人を呪ったなら、それが倍になって返ってくるという。
(実際には、二倍どころか七倍なんだけれども)

ヒーリング初回のときの説明でもお話しているが、
人の想念・・・考えたこと(思ったこと)、言葉にしたことは、
想念体(エレメンタル)という
カタチあるものとして存在することになってしまう。

だから、
人は自分が考えること、口にすること(文章も含め)は、
注意をはらう必要があるし、
思考したり、言葉にしたことのすべてに対して
責任を取らなくてはならないのである。

私のことでいえば、私は一般の人より念が強いので、
「怒り」や「憎悪」といった想念を相手にとばしてしまいやすいから、
とても気をつけなくてはいけないことだと自戒している。
しかしそれでも、人間ができていないので、
困ったことに背中から火柱を飛ばしてしまったことも過去には幾度か。

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さて、過去に放った「呪い」の念、
救済を求めてすがった仏との縁が何百年も経った今でも存在していて、
その人を救うこともあるのだと・・・
時間も空間も次元も超えたところで
そういうものが作用することもあるのだと、
知ったのはそのクライアントさんの事例を通してであった。


その方・・・Wさんがいらしたのは暮れも押し迫った12月の寒い日。
サイトを見てではなく、
占い師として紹介された某雑誌の紹介記事を見て、電話を下さった。

電話を頂いた瞬間、
その人が重度の霊障を抱えている人であることが解った。
私にでも判るくらい・・ということだから、相当のものである。
当然ながら私にはもてあますケース。
が、霊的なことを何とかしてくれ・・ではない。
単なる占いの相談であるから(当時はまだ占いをしていたので)、
断る理由はなかった。

ただ、地図を送って詳しく案内しているのにも関わらず、
何故か彼女はうちに辿りつけない。
東口だというのに、逆の南口に出てしまい、
北口に回って今度は東口を行き過ぎて、反対側のほうに行ってしまう。

これはどうしたことか?

答えは単純明快。

彼女に憑依している霊に邪魔されているのだ。

まあ、極度の方向音痴と言えば、たぶんそれまで。

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