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適応障害、ついに克服へ

今年の3月に適応障害を患ってしまった筆者。

ついに、この度、完治診断となりました!!!!
おめでとう!!!ありがとう!

実に5か月もの間、闘病していたわけですが、
最後の8月は軽やかに過ごせていました。
その証拠に、noteも毎日継続できてる!

これまでを振り返る

…や、本当に、壮絶な5か月でした。

何よりも自分の中で心境が変わったのは、
・精神疾患を持つ人に対しての考えが変わったこと
・自分を追い詰めすぎないこと

こんな当たり前のことですが、再認識した日々だと思います。

傷病手当をもらいながらの生活なので、すぐに仕事をしないと!という焦りがなかったことが、完治への一歩だったと振り返ります。

このnoteは、同じように苦しんでいる人のために、いくつかトピックを用意しましたので、参考になれば幸いです。

アドバイス#1:治療に専念しよう

鬱や適応障害になって辞めた人の中では、
生活ができなくて治さないままに次の仕事に就く人が多いそうです。

私も、何度か通院をやめて、転職した方がいいのかなと悩みました。

闘病中、お医者様がアドバイスしてくれた、
「焦ってたら、治るもんも治らないよ」
と言ってくれたことが、今でも感謝しています。

完全とまではいかなくても、ある程度は治療をしないと、再発してすぐやめることになってしまいますから💦


アドバイス#2:好きなことだけをする

お医者様にアドバイスされたことで、一番大事なことらしいです。

精神を病んでしまうまで、心が蝕まれている状態は大変危険な状態です。
ストレスは悪い方向に蓄積していけばいくほど、取り返しがつかなくなる。

私のように、適応障害と言われるまで心がやばい状態に放置していたのだから、徹底的にガス抜きをせよ、と。

「もっと苛酷な状況にいるあの人は、ストレスをばねにして成長したと言っている」
そんな言葉を真に受けては、いけません。

その人はその人であって、あなたも同じように思えないからこそ、精神を病ませてしまったと言えます。

打ちのめされて這い上がって…という世界は、令和では通用しない。
その心構えでいた方が、気持ちはずっと楽になる。

だから、
「あの人の厳しい言葉を受け入れない自分も、自分なんだ」
と認めること。

そうした上で、好きなことだけをして生活をする。

周りの人から見たら怠惰に見えるかもしれないけれど、
他人はあなたの体を肩代わりしてくれるわけではありません。

これは、現在、精神病に罹っている人もそうでない人も、
「好きだと感じることをする」時間
というのは、自分を守るためでもあるのです。

精神病の克服とは何か??

さて、当たり前と思えるお医者様からのアドバイスを
自分の解釈を加えながら書きました。

最後に、私のオリジナルの問いを提示したいと思います。

精神病の克服とは、何か??

ずっと、考えてきました。

どうして精神病って、なってしまうんだろう?
他の人と、何が違うんだろう?

科学的な解釈では、
遺伝子の問題 などが挙げられますね。

ストレスを緩和するための幸福物質と言われるセロトニンが不足しやすい遺伝構造になっているかで、気分の浮き沈みが変わるとか。

けれど、いくら性格がはつらつとしてて、大らかで、
セロトニンがたくさん分泌される遺伝構造を持っていても、
精神病になる人はなる。

だとしたら、科学的な説明も、ただの参考値としての統計に過ぎない。

ここで、私個人としての解釈はこうです。

精神病とは、
克服すべき、自分の内側の欠点があるから、罹ってしまう。
というものです。

考えてみれば、鬱とか適応障害に追い込まれる人は、どういう人でしょうか?

特に適応障害は、
・真面目で、従順な人がなりやすい
そうです。

それは、長所のように見えますが、
表向きはそうしないと生きていけない、無理矢理、
自分の気持ちを捻じ曲げて作った性質だとしたら?

嫌だと思ってることをしているわけですから、体が悲鳴を上げているわけですね。

これは批判しているわけではなく、
そうした自分が求められない!許せない!
って、自分に厳しくなりすぎることに原因がある。

私は、闘病生活を経て、そう感じました。

もっと、楽に生きていいんだよ。

精神科に初めて来院した時、
お医者様に言われた言葉。

当たり前の言葉ですが、できる人は少ない。
少なくとも、病んでしまった自分はできていないから言われるわけです。

お医者様の言葉は、とてもやさしい声音でした。
優しく、問いかけるように。責めることもなく。

自分のこんな一面を克服しないといけないと思ってしまうと、体が萎縮してしまいます。それは、伸び伸びと自由に動くのとは正反対です。

自分だけがこんなにつらい思いをしていると思うのも良くないけれど、辛い思いをしているのに動けと自分に命令するのも良くない。

だから、気楽に。自分らしく、伸び伸びと。

「こうしなければいけない」と思う自分から、脱却することが、精神病の克服だと思うのです。
これまでの考えも習慣も変えることは困難だから、じゃあ好きなことだけしましょ。って無責任にも思えますが、それが最適解なのでしょう。

好きなことだけをしていると、
こうしたら楽しい、自分はこれが好きだとか、
それしか考えなくなります。

まるで、子供の頃のように、童心を思い出すことでもある。

そんな自分を取り戻すための、5か月だったのかなと振り返ります。

適応障害、精神病への理解を深めたい人へ

下記書籍に、本当に詳しいことが書いてありますので、読んでみると理解が深まります。


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