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今日はお風呂誰と入る?〜長女さんとケンカしちゃった反省

今日は悪くない一日だったというのに、最後の最後に長女さんとケンカしてしまいました。いや、あれはケンカというより、私が長女さんと一緒になって感情的になってしまい、苛立ちをぶつけてしまったというのがたぶん正しいです。

苛立ちのきっかけは子どもの言動にあります。さっき自分で言っていたことと違うじゃん!というやつです。まぁ育児ってそんなもんです。反省すべきは、その後の私の対応。
ここから書くことは、めちゃくちゃよくある子育ての一コマで、珍しくもなんともない日常の出来事ですが、どうすればよかったかを整理する意味で、振り返っておきます。


苛立ちの経緯

今日はお風呂誰と入る?

タイトルの通り、原因は「今日はお風呂誰と入る?」という問いに対する長女さんの回答です。
夕食が終わると、速やかに次女ちゃんをお風呂に入れねばならないので、休日はいつも長女さんに聞いています。「今日は誰とお風呂に入るの?」と。
対する回答は4通り。
①パパとふたりで入る②パパと次女ちゃんと三人で入る③ママとふたりで入る④ママと次女ちゃんと三人で入る
平日はほぼ強制的に④なので、休日は大体が①か②になるのですが、今日はめずらしく③「ママとふたりがいい!」と長女さんが言いました。
その場合、次女ちゃんと夫がすぐにお風呂に入り、その後ママが次女ちゃんを寝かしつけ、終わり次第ママと長女さんでお風呂、という流れになります。夫が次女ちゃんの寝かしつけをやりたがらないのでこれ一択です。

言ってること変わってるじゃん

問題は、次女ちゃんの寝かしつけからでした。はい、全然寝ない。もーびっくりするほど寝ない。
21時を過ぎた時点で、次女ちゃんが寝てなくても長女さんをお風呂に入れなければ!と、寝かしつけをいったん諦めて、寝室をでて長女さんに声をかけにいきます。
「ごめん、次女ちゃん寝なくて遅くなっちゃったけど、お風呂はいるよ!」
すると「パパと入りたいーーー!」となりました。
「パパはもう入っちゃったから今日はママとだよ、さっき自分でそう言ってたでしょ。」「パパがいい!」「パパはもう入っちゃったってば。また今度ね。」「やだ!パパがいい!!」「さっきはママがいいって長女さんが言ったんだよ。もう今日はどうしようもないよ。」「やだーーー!パパがいいーーー!(泣)」
この辺で私ももう限界でした。ただでさえ、こっちも次女ちゃん寝なくて、長女さんを待たせているとハラハラ悶々としながら必死に寝かしつけして、でも結局次女ちゃんは寝なくて、やむにやまれず寝かしつけを諦めてきたら「パパがいい」です。すでに焦っているところにさっきと違うことを言われ駄々こねられ、かつもう遅い時間で「急がなきゃ」という切迫感もあり、感情的になっちゃいました。
「長女さんが自分で言ったことなの!いいから入るよ!」と怒鳴ってお風呂に連れていきました。
入っている間も、長女さんはずーーーーーっとグズグズしながら「パパがいい、パパがいい」と言い続けます。
これでますます私の苛立ちもつのり、「もうどうしようもないんだからいいかげん泣くのやめて!」とまた怒鳴り。長女さんはまた泣く。このループがお風呂を上がるまで続きました。
夫が見かねて、お風呂上がるタイミングで迎えに来てくれたので、その後は私は長女さんとは口をきかずに就寝。(長女さんはパパが来てくれたのでごきげんで寝ましたが)

どうすれば良かったか

正直、お風呂はいるタイミングでの駄々こねに対して、要求に答えられれないことは仕方ないし(ここは完全に長女さんのワガママなので)、長女さんにも自分の選択に責任を持つことを理解してもらう意味でも、無理なものは無理、それで良いと思うのです。
ただ、お風呂に入っている間、ずっと険悪なまま「パパがいい」と泣かれることはなく、長女さんと歩み寄ることはできたはずです。

わかっているんです。
ママと入るのが本気で嫌だということではなくて、私が不機嫌で怒っているから、そのママと二人きりでお風呂にいるという状態が、彼女にとっては苦痛だったのでしょう。だからそれを解消する手段として彼女が言葉にできたのが「パパがいい」だったんです。
そうではなくて、「ママと楽しくお風呂に入りたい」というのが彼女の望みだったというのは、わかっているんです。
だから、悪いのは、長女さんの気分が変わっちゃったことをさらっと受け止められずに怒った私であり、その後も自分の感情をコントロールできず、ずっと不機嫌でいた私です。

夫も「まぁ入っちゃえば何やかんや楽しくやるでしょ」と思ってさっさと寝室に行ったんだろうに、いつまでも長女さんは泣いてるし、なんか私の苛立った声も続いてるしってことでやってきたんだと思います。
私も意地になってしまったというか、引っ込みがつかなくなってしまったというか。。。途中から、私が怒るのやめれば長女さんも泣くのやめるよなって気づいてたんですが、急に態度変えるのも意味わかんないしな…と軌道修正できないまま、夫が迎えにきて、今日は修復できないままに終わりました。

きっと、百歩譲って入る前段階では「今日はもう無理なの!」と大きな声を出してしまっても、その後に「パパと入りたい気分になっちゃったんだよね、でも今日はママと入ってほしいな、お願いだから一緒に入ろう」と言えばよかったんです。
そしてお風呂の中では普段通りに楽しく入ればよかったんです。私が苛立っている様子を見せなければ、しばらく「パパがいい」と言い続けたとしても、ママとも遊んでくれたはずです。一緒に笑ってお風呂に入れたはずだし、その後も一緒に着替えて歯磨きをして、おやすみをいって眠れたはず。
こうやって失ってしまった時間を想像すると、悲しくなりました。

この先もきっと同じことがあるから

次は、引っ込みがつかなくなってるな、と感じた時点で、もう不自然でも何でもいいから、ちゃんと深呼吸して、子どもに謝って、冷静に会話しよう、というのが今回の反省です。
大人だって、感情に負けてしまう。でも、それで子どもの笑顔を奪ってしまうのは悲しい。
幸い自分の感情については、子どもの感情やら行動とは違って、私がコントロールできることなのだから、それをやらない手はないですよね。

一方で、自分の選択の結果に責任を持つ、後からは容易に変えられない、ということを長女さんに知ってもらう出来事になったのは、良かったかなと思います。
正直、誰とお風呂に入るかは、こちらで決めてしまった方が楽です。その後の寝かしつけを考えても、次女ちゃんと私が同時に入るのが一番平和です。今回だって、長女さんが「ママとふたり」と言ったからこそ生じたトラブルでした。
でも、これから先も、誰とお風呂に入るかを長女さんに尋ねることは続けようと思います。
自分で選択すること、その結果に責任を持つこと、そのために選ぶ前に考えること、それを自分でできる人間であってほしいから。

お風呂に限らず、彼女自身に選択を委ねる場面をできるだけ作るように心がけているので、おそらくはこの先も今日のような「言ってること変わってるじゃん」というトラブルは頻発すると思います。
そのとき、ここに書いたことを思い出して、感情に負けてしまわぬよう、頑張れわたし!

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