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Interview with 反中活動家~アメリカで活動を続ける反中活動家たち~

ある中国人活動家と話をする機会を得た。2023年11月17日に中国習首席がAPEC参加のためにサンフランシスコを訪れた際に抗議活動を行ったメンバーの一人であり、中国民主党創設メンバーの一人だ。長らく香港で反中活動を行った後、アメリカに亡命したという。そして、事件は、習が訪米中に行った抗議活動の日に起きた。中国人グループに襲われ、大けがをした。彼にその事件の様子と、今後の中国の動向に関して話を伺った。彼の名前は後で分かるのだが、ここはA氏として話を進めたい。
特に彼は、ある人物が暗殺される事予想している点が印象に残った。
※部分は私の感想や、後日、付け加えた補足である。


まずは、サンフランシスコで起きた事件について、お教えいただけますか?

A氏
11月17日午後1時30分頃、中国に抗議するために張凱雨氏、李卓龍氏、周波氏の3人のデモ参加者はサンフランシスコ空港の抗議会場を後にした。すると、ガソリンスタンドの近くで、道路脇で待っていた十数人の若く屈強な男たちに襲われたのです。幸いにも周波氏が、その様子をスマホで撮影していました。スマホは暴漢に叩き落とされたものの、暴漢たちは、そのスマホを見つける事ができませんでした。でも後日、鮮明に記録された貴重な現場の映像と供に、私達は、スマホを見つける事ができたのです。
これは間違いなく組織的で計画的な攻撃であり、指揮官や選別、役割分担があり、自由の国アメリカで香港の悲劇を再現した狂気の沙汰であったと思っています。
暴漢たちは、香港での弾圧と同じように拡声器を持った人もいましたし、彼らは、ほとんど黒い服を着ていました。また、彼らは、皆、赤いベルトをしており、1つの集団である事を示していました。彼らは、まず私たちに罵声を浴びせ、脅迫してきました。
彼らは、よく狙いを定めており、映像を見ると、誰かが指示を出し、他の者が作業を行うように、分担ができていました。ですので、香港での弾圧のケースと非常に似ており、「香港の悲劇をアメリカで再現した狂気の事件」と私は呼んでいます。
この事件はFBIが介入し、証拠は決定的となりました。ですので、米国が凶悪犯を厳しく処罰し、中国共産党が反共デモ参加者に対する国境を越えた弾圧を追及することを期待しています。


なるほど。組織的で計画的な行動に見えますね。
彼らはアメリカに住む中国人だと思いますか?

A氏
はい、そう思います。


あなたと、襲われた張凱雨さん達とのご関係は?
どのような経緯で、お知り合いになられたのですか?

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