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スーパーに行って思ったこと。

今日、スーパーへ行きました。
我が家から一番近いスーパーへ。

いつも行っているスーパーですが、
一週間くらい前に、朝開店する時間に行っても人が外で待っていたので、
(どうしたんだろう?)
と思いながら、待っていました。

スーパーの入り口に貼り紙を見つけました。

レジの入れ替えと商品の品出しのため、前日の営業時間は閉店が遅く、本日も30分遅れて開店する、という内容の貼り紙でした。


今日、その日以来初めて、そのスーパーへ行きました。

(何だかいつもと様子が違うなー。)

まず、「あれっ?いちごがいつもより安い!」
入った時にそう思いました。
つい、嬉しくなってカゴの中へ入れました。

次に目に付いたのが、サッポロ一番の名前なのに喜多方ラーメンと大きな文字で書いてあるインスタントラーメン。

パッケージの新しさに惹かれ、いつもは価格が高くなってきていると思って手控えていたインスタントラーメンより、150円以上もお安くて。
またもや、カゴの中へと迂闊にも入れてしまいました。

他にも米など色々と、食品をカゴに入れました。

極めつけに驚いたのは、
ひと口チョコレートの値段。
際立って安い!激安!

他の袋入のチョコレートより、100円以上安くて。しかも、グラムや個数も多い!


一体どうしたのだろう?

きっと、他の野菜などの価格が高騰しているから、他の商品で目玉商品を掲げて、お店に来て、楽しい気持ちになれたり、こんな商品が安く買えるならまた来ようかな?とお客様に思わせるために違いない!と思いました。


しかし、目玉商品につられて、いつもより沢山カゴに入れてしまっている自分に気がつきました。

「うわ~、お店の思うがままに、沢山買おうとしているわー。」



消費者心理をついた陳列にも驚きました!
ヨーグルトが、普段プレーンヨーグルトは169円。その隣で、角に置いてあるブドウ入りの同種類のヨーグルトもいつもはもっと高いのに169円です。

あれっ今日だけ安いのかな?
それでは他の味のヨーグルトも買おうかな?
と思って、ストロベリー味のヨーグルトを見たら、それが196円!
他の種類もすべて196円。
うわ~、ブドウ味だけお買い得だったのね。
もう少しで、ストロベリーとかもカゴに入れてしまうところでした。



実にお店の戦略は、巧妙に消費者心理をついていることに驚きました。

賢いというか。
何とか消費者にお店離れを防ごうとしていることに気がついて。

申し訳ないけれどいちご🍓とか買うのは止めることにしました。



家に帰ってきて、これまた驚いたことが…

早速チョコレートを食べてみて、
(ああ、チョコレートは、甘くって美味しいな。)
と感じました。


すると、よくよくパッケージを見てみると、「あれっ?準チョコレートって書いてある。」

準って何だろう?と息子と一緒にパッケージの原料を見てみると、他のチョコレートではカカオ70%とか書いてあるのに、カカオマスと書いてあるではありませんか!

何だか、その準チョコレートというパッケージを見てから食べてみると、尚甘さが強く感じてならなくて。
(ああ、きっとカカオマスの占める割合が減って、砂糖などの糖分の割合を増やした商品なんだなー。)


喜多方ラーメンも食べましたが、麺が喜多方ラーメンというだけあって少し太めで、しかもシンプルな醤油味の味付けに思えました。
(きっと、粉末スープの中に入っている原料もシンプルで余計なものを取り除いて、原価を安くすることで、価格を安く提供することができたのかも?)

そんな風に思いました。


お店も去ることながら、食品会社も工夫をしていて、コストを減らしたり内容量を減らすことで、商品価格の値上げをしても、食品の買い控えを感じるような負担感を減らして、消費者に不安を感じさせないようにしているんだろうな。

すごく感心するとともに、徐々にこれからインフレが進んでいくことの予感を感じつつも、生活負担感を消費者に感じさせないための施策を、各方面でしていることも感じました。

都心を中心に、年々賃金というか、時給が上がるペースが、とても勢いよく感じていました。

来るべき時代に備えて、少しずつ少しずつ、色んなところから準備していることを肌身に感じる今日この頃です。



また、レジについても、実にシンプルになり、外国人労働者も参入できそうな様子が伺えました。

例えば、レジがガイダンスを流すので、細かいことをレジの人が言わなくても済むし、レジから商品の入ったカゴを会計清算の機械へ横流しにスッと移動するだけなので、今まではサービスでカートにカゴを載せてあげていた手間がなくて済みます。

より誰にでもできる仕事へと簡略化されて、労働力不足についても、少し仕事へのハードルが下がることで、労働人口が少しは増えていくのではと明るい兆しが見えてきました。


少しずつ、少しずつ、住民にとって負担を感じさせずに暮らし向きが良くなっていくための世の中の動きを感じずにいられません。



これから来るべき時代に備えて、個人個人も
消費控えや貯金をしていくとか、工夫していますが、国や産業の社会的仕組みも様々な施策を始めていることが明るみになってきたと思います。

これから先、憂いなき時代になっていくといいなと心から思います。







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