大変ご無沙汰しておりましたー！生きてまーす！

コメントのお返事は遅延しまくるわ、あちこちのお宅で読み逃げを連発するわで、もう本当にご無礼つかまつっておりまして申し訳もございませぬ……地べたに全身をめり込ませてお詫びいたします。ほんとすいません。

前回のつぶやきがつぶやきだったので、その御身成分の半分がバファリンと酷似しているおやさしき紳士・淑女の皆さまの中には、「あのめんどく星人、よもや妖精に導かれし者になっているのでは……」等とご心配してくだすった方もいらっしゃるかもしれません。が、幸いそんなこともなく、ついでに言うなら部署の他メンバーに妖精が降臨することもなく、どたんこばたんこ躍りを続けている今日この頃です。（妖精に導かれちゃったメンバーも、先週末に無事復活してきました！よかった～）

ただ、先々週からどうもコンディションがよろしくなくて、しばらくnoteから遠ざかってしまいました。正確に言うとコンディションていうか、私のアイデンティティとも言うべき食い意地の応答が非常に芳しくない。半月ほど前から、残業で遅くに帰宅してお腹は空いているものの、なに食べたいのかよく分かんないなぁ、つーかあんまり食べたくないなぁ、料理すんのも食べるのもだりーしめんどくせーなぁ……てな感じが続いていて。で、持ち前のめんどく星人ぶりに身を委ねて晩ごはんは焼酎ソーダ割りプラストマト納豆、または冷やっこ、または枝豆、またはもろきゅう、みたいな夜を繰り返しておりましたら、あっという間に本格的な食欲不振に陥ってしまいました。当たり前だよこのうつけが。つーかどんだけ大豆推してんだよ。

もともと昔から暑さには極端に弱く、若い頃は夏になると食欲がなくなって毎年3～4kg落ちるのが当たり前だったのだけれど、年を取るごとにだんだん夏耐性がついてきたのと、この街（note）に居を構えたことで食い意地がより強靭になったこともあり、昨夏はまったく食欲が減退せずに過ごせたんですよ。

こうなるとがぜん調子に乗るのが私という人間。HAHAHA、おい夏ー！この私を以前の私だと思ったら大間違いだぜ……？今までの借りも含めて、これからは存分にお前（の季節の恵み）を蹂躙してやるから、首ねっこ洗って待つがいいわブワハハハ！！って怪気炎を上げていたんですが、なんてことはない、まだ私の首ねっこは奴に掴まれたままでした。8月も中旬を折り返したタイミングで夏バテに「来ちゃった☆」されるだなんて……まだまだ（食い意地の）鍛錬が足りないようです。

まあ、この夏は3年ぶりの「ウキウキ☆繁忙キャンペーン」の大波に翻弄されているので、さすがにちょっと疲れが溜まってるのもよくなかったかな。

先々週末くらいだったか、さすがのめんどく星人も「こんな意識低い系晩ごはん（あくまで晩ごはんと言い切るスタンス）を続けているのはマズいだろう……」と我に返って、晩ごはんらしい晩ごはんを作ってみたりもしたんですが

ごはんらしいごはん言うてもレンチンした酢飯に具材切って載せただけ。意識低い系による意識低い系のためのイカ納豆丼のようなものです

意識の低さを補って余りあるパンダちゃんのきゃわわみ、刮目せよ！納豆の海に吞まれかけてもかわゆいねえ(*´ω｀)ﾃﾞﾚﾃﾞﾚ

酒＋大豆生活の影響なのか、胃のサイズもなんかこう、「アタシってほらぁ、けっこう小食じゃないですか～。たくさん食べると気持ち悪くなっちゃうんですよね～☆（ゝω・）vｷｬﾋﾟ」みたいな眉間に五寸釘を投擲したくなるあざとかわゆさアピールをするようになっており、マジで飯が食えなくなる事態に。先週はついにお弁当作りもサボってしまいました。とはいえ、日中働いてるとそこそこ腹も鳴りますので、久しぶりにコンビニごはんのお世話になってたんですけどね。そして夜は相変わらず枝豆ときゅうりを食べる日々でした。かぶとむしか。

ちなみに8/14に作った春巻き三種ですが、

8/15～のお弁当はこんな感じでした。冷やしラーメンと春巻き三種（麻婆茄子・梅紫蘇ささみ・たらこポテマヨ）、ズッキーニとパプリカの浅漬け。

例によって弟一家と恋人にもおすそ分けをさせてもらったのだけれど、いちばん好評だったのはたらこポテマヨだったかな。茹でて撲殺した男爵野郎とたらこをマヨであえて包んでジュワー！しただけなのだけれど、まあ芋と魚卵ってテッパンの組み合わせよね。

月始めに出産という大一番を無事乗り切った義妹ちゃん（春巻き狂）は、昼夜を問わずろくすっぽ眠れない生活の只中にいるわけですが、「お姉さんの春巻きのおかげで今日も元気に乳が出てます」という、うれしすぎるコメントを寄せてくれました。こんなもんでよけりゃ毎日だってまきまきジュワーしてやんよ！（感涙）

幸い元気がないのは食い意地だけで、仕事やベビーシッター（のまねごと）に追われている割にはそこそこ元気、なのですが、なにせIntel入ってない民なのでどうしてもnoteまで満喫する余裕がなくて……気づいたら半月近くもご無沙汰してしまいました。さぼってる間にあちこちのお宅で拙宅のご紹介をしていただくという誉れに恵まれておりますのに、お伺いが遅れまくっていて本当にすみません……地べたにめり込ませた全身で地球の裏側から銀河に突き抜けながら土下座してお詫び申し上げます。必ず、必ず御礼に伺いますので…………！！！

さて、そんな具合で私の真骨頂である意識低い系食生活を半月ほど続けてきたわけですが、

さすがにもうヤバいだろう？このままだと。

涼しくなった瞬間に絶対言われるよ？「やられたらやり返す、倍返しだ！！」って。（体重計の中の半沢さんに）

繁忙キャンペーンのピークまでまだ1ヶ月あるのよ？いちばん忙しい時期に体調ぶっ壊したらマジで腹を切る事案ですよ？

つーかnote生活に戻りたいよ！！！！！

ということで、この週末はリハビリも兼ねて久しぶりに台所に立ってみました。

昨日の晩ごはん、鶏となすときのこのパスタ。玉ねぎは薄くスライスし、なすはいちょう切りにして水にさらしてアクを抜く。鶏ももは小さめの一口大にカット。しめじは石づきを取ってからバラバラに解体しておく。

フライパンにオリーヴ油とみじん切りにんにく（チューブのもの。これマジ便利）を入れて火にかけ、弱火でじっくり加熱する。にんにくの香りが立ってきたら玉ねぎを入れて炒め、しんなりしたところで鶏ももを追加。肉の色が変わったところで、なすとしめじ、料理酒、コンソメキューブをぶちこんで蓋をして、しばらく炒め煮にする。具材に火が通りきったら蓋とって、ジルがちょっと残る程度に煮詰めておく。

あとは少し塩気強めでアルデンテ直前まで茹でたパスタを投入し、全体にジルがよく馴染んだところでお皿にホイ。てっぺんに紫蘇の千切りを載せたらできあがり。

ああ、懐かしいにほひだ……。

表題にも書いた通り、これは母が生前よく作ってくれたワカナ家の定番メニュー。通称・鶏なすびスパ。

私が日常的に台所に立つようになったのは、母が病を得て車いす生活になってからだったので、いわゆる母の味を手取り足取りで教わる機会はあまりなかったのだけれど……この通称「鶏なすびスパ」は、そんな数少ない直伝メニューのひとつ。

うむ……しばらくおサボっていたわりに、美人OL的盛り付け（＝高さを出す）もそれなりにできているではないの。盛り付け中にパスタが雪崩を起こして「ピギィイイイイイ!!!!!!」ってなったことなんて、きっと誰にも分かりゃしないわ……。

さてこのパスタ、味つけは前述の通りコンソメキューブ＆パスタ茹でる時の塩のみ。なのだけれど、どういうわけか食べるとまぎれもなく和風の味わいになっている。確かに入れたはずのコンソメ味ではなく、入れてもいないしょうゆのような風情がそこはかとなく感じられるのが、何百回食べても不思議だ……。でもこれがね、どちゃくそめちゃんこおーいしーい！のですよ。煮込まれた玉ねぎの甘みと、鶏もも＆しめじから出る旨みが本当にいい仕事してくれてる。なすはとろけるようにやわらかく仕上がっていて、しかも噛みしめるたびにふんだんに含まれた鶏きのこジルがじゅわっと染み出てきて、最高だ。こっくりやさしいコクでありながらさっぱりとした口当たりなので、食欲減退気味の胃袋でもスルスルと受け入れてくれる。そして、今回思い付きで載せてみた紫蘇との相性もばっちり！何しろなぜか和風味になるのでね、そりゃ紫蘇もグンバツに合うってえもんよ。

久しぶりに台所で料理らしい料理ができた充足感と、懐かしい味わいに心身共に満たされた夜になった。満足。ごちそうさまでした。

大した手間かけてないけれど、やはり台所でなんか刻んだりグツグツしたり盛り付け時におろおろするのって、うれしいし楽しいもんですね。ようやくちょっと人心地ついた気分だ。とはいえまだまだ本当の自分（の食い意地）は取り戻せていないので、もし夏バテにおすすめのメニューとか食材があったらご教示ください。

母は玉ねぎのかわりに長ねぎを使ったり、しめじに加えてえのきや舞茸なんかをプラスして作ってくれることもあったな。きのこマシマシにすると、ソースのとろみ感がマシマシになるので、これもまたおいしい。今回久しぶりに食べて思ったけれど、これきっと牛乳や豆乳を入れてスープスパ仕立てにしてもイケるんではないかな。涼しくなったらやってみよう。

前述の通り、ウキウキ☆繁忙キャンペーンは絶賛継続中な上に、俺たちの本当の闘いはこれからでして、ピークは来月末。忙しさが頂点を極める頃になると、おそらく寝るためだけに帰宅するとか睡眠3時間で18時間労働みたいなド修羅場になるので（コロナの野郎がやって来る前はそんな感じでした）、10月くらいまでは更新頻度も低空飛行になると思います……が、なるべくnote時間は確保できるようにしたいな。

こうやってうだうだ書くのも楽しいし、色んなお宅に突撃するのはもっと楽しい。おいしそうなごはんやお酒のお話、大切な人と、あるいはひとり気ままに楽しく過ごされたに違いない夏の一ページを綴ったお話と、その合間に挟まれるお写真を眺めていると、自分でも不思議なくらい頬がゆるんでしまいます。やはりここはすてきな街だな。

ちなみに今週はお弁当を作りましたので、今週こそはちゃんと記事にしたいと思います。