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しらすとキャベツの明太レモンパスタ

今夜の晩ごはん、しらすとキャベツの明太レモンパスタ。オリーブ油に鷹の爪とにんにくのみじん切りを入れ、弱火でゆっくり加熱する。香りが立ってきたらしらすを投入。さらに、ざく切りにしたキャベツ(たっぷりめ)も追加して、キャベツがぺしゃんこになるまで炒めておく。明太子は皮をむいてほぐしておく。

パスタはアルデンテ直前で湯切りして、すぐにキャベツとしらすのフライパンに移し、全体を手早く混ぜて馴染ませる。いい感じになったら火から下ろし、ほぐしておいた明太子を全体にまぶしてからお皿にドン。仕上げに「レモスコ」を振りかけたらできあがり。


久しぶりの「何食べメシ」。我が人生のバイブル『きのう何食べた?』12巻に登場する、しらすとキャベツの明太レモンパスタを作りました!

表紙の二人がどっかの組長とその顧問弁護士にしか見えなくて草


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いつぞやに作ったじゃがいもたらこスパ同様、何度もリピートしているお気に入りパスタ。野菜室にはだいたいキャベツって入ってるし、明太子(またはたらこ)としらすは冷凍庫にストックを切らさないようにしているので、ふと思い立った時にパッと作れるお手軽さが良い。けっこうな量のキャベツを使うので、とりあえず野菜摂取できた感も味わえるし。野菜不足の日が続くと、なんだか自分がものすごい大罪を犯しているような気持ちになるのは、やはり年齢のせいだろうか。あと身体のあっちこっちがかゆくなるのも。かつて食わず嫌い街道をひた走って肉ばっか食べていた頃は、こんな症状出なかったのになー。「野菜ィ……?はっ!とっとと帰ってママのおっぱいでもしゃぶってな!!」ってブイブイ言わせてたあの頃。ふふ、若かったな。

今夜は中途半端に残っていたキャベツを一掃したので、いつにも増してキャベツマシマシ。パスタを食べているのか、キャベツ炒めを食べているのか、ちょっとわけわからなくなるくらいどっさり入っている。だがそれがいい。キャベツに合わせて、これまたいつもよりちょっと多めに入れたしらすの塩気と、キャベツの甘みが抜群のコンビネーションだ。そこに明太子のピリッとした辛み、かぐわしき魚卵のにほひ、そしてレモンの酸味……何度食べても飽きずに思う、めちゃくちゃおいしいー!しらすと明太子だけだと、いかにもジャパニーズ・おうちスパって風情なのだけれど、ここにレモンが加わることによって、ぐっとおしゃれ感が増している気がする。キャベツのほの甘さもいっそう引き立ててくれているし、鼻を抜けるツンとした香りがとてもさわやかで、飽きずにツルツル、つるりとイケる。柑橘の香りって偉大だなー。キャベツをたっぷり使った分、パスタはいつもより少なめの60g程度に抑えたのだけれど、それでも十分な満足感。口当たりも軽やかなので、今日はライトに済ませたいなって日のごはんにはちょうどいい。ごちそうさまでした。


ちなみに作中で「アンチョビないから代わりにしらすで行っちゃおう!」的なセリフが出てきたので、しらすをアンチョビに替えたver.も作ったことがある。こちらもめちゃくちゃおいしかったけれど、アンチョビの塩気が強いので、どっちかってーとおつまみパスタな風情に仕上がったな。ショートペンネを使えばチマチマ食べやすくなるし、黒こしょうたっぷり効かせてスパイシー感を増せば、立派な酒の肴になる。スパークリングワインがすすむくんです。

春のキャベツのやわらかさも大好きだけれど、寒い時期のみつしり詰まったキャベツも最高。キャベ活捗る季節ですな。明日また一玉買ってこよーっと!

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