見出し画像

揚げなすモッツァレラパスタ

今夜の晩ごはん、揚げなすモッツァレラパスタ。なすは輪切りにして水にさらし、アク抜きする。その後林家ペーパータオルで水気をふき取り、ごく少量のオリーブ油で揚げ焼きにしておく。

合わせるトマトソースは、今回は作りおきを流用。オリーブ油でみじんぎりのにんにくを軽く炒めて、生トマトまたはトマト缶、バジル等のハーブ、塩こしょうをぶちこみ、全体のかさが半分以下になるまで気長に煮込んだもの。我が家の冷凍庫には常に、このソースをジップロックに入れたものが常備してある。パスタソースはもちろん、リゾットや鶏の煮込みにも使えるし、ミネストローネやカレー作る時なんかにも混ぜたりできて、とっても便利。在庫を切らすと手の震えが止まらなくなるので、定期的に量産している。

今回はこれにアンチョビとごく少量の白ワインを追加して、フライパンにてあたため返しておく。

パスタはアルデンテ直前でお湯から引き上げ、茹で汁少量、揚げ焼きなす、モッツァレラチーズと共にフライパンに投入。生バジルも手でちぎって加え、全体を馴染ませるように手早くあおる。パスタにソースが絡み、モッツァレラがほんのり溶けたところで火を止めて、お皿にホイ。トッピング用に取り分けておいた揚げ焼きなす、モッツァレラ、バジルを飾ったらできあがり。


今夜は、いつぞやにくノ一のお孫さまが作っていなさったパスタを作ってみました!



トマトになすにバジル……定番だけれど、間違いなくおいしい組み合わせ。でもこの記事を読んで「おっ!」と思ったのは、ここにモッツァレラチーズを合わせているところ。トマトにモッツァレラ、これも間違いないっつーか、お店で何度も食べてきた味!でもよくよく考えてみると、おうちでも充分作れるんだよな。材料、わがまちのような田舎でも手に入るものばかりだし。こりゃ作るっきゃない!と思った次第。


画像1

トマトの赤にバジルの緑、モッツァレラチーズの白。イタリアの国旗カラーでできてる料理って、なんでこうもおいしそうなんだろう。旗の色を揃えるだけで食欲を刺激してくれるとか、さすが美食の国。

モッツァレラは、今回はたまたま「サラダ用」って書いてある丸い小粒なやつが安売りされていたので、それを使いました。コロコロ感がかわいい。


画像2

色とりどりの野菜をそろえたシチリア風サラダ……を作るガッツも材料もなかったので、ツナ缶に油とかお酢とか砂糖とかにんにく混ぜたドレッシングで、簡単に水菜サラダを作った。ドレッシングには、乾燥オレガノをたっぷり混ぜ込んである。特売の文字に踊らされて買いこみすぎた水菜をたくさん食べたかったので、ちょっと早めに作ってしんなりさせてみました。最近野菜高めになってるから、安売りしてるとついつい、買いすぎてしまう。


さてお味はというと、おおっ!アンチョビ入りトマトソースはよく作るけれど、そこに揚げ焼きなすとモッツァレラが加わるだけで、こんなにもお店感を漂わせてくるとは……!アンチョビの塩気と海の香りが効いた甘酸っぱいトマト味に、油吸ってとろーんとなったなすがよく似合う。モッツァレラのやさしいコクもいい感じだ。モッツァレラってつい生で食べがちなのだけれど、こうして加熱した時の味もまた格別。塩気がほとんどないから、アンチョビ入りソースと合わせてもケンカしないのがいいんだよな……ってなことを、久しぶりに思い出した。(最近めっきりお店パスタとご無沙汰なもので)とろりと溶けた部分と、加熱せずそのままトッピングしたやつと、二種類の食感を楽しめるのもよきよき。生のままどんと載せたバジルも、とってもさわやかだ。なんか晴れた日の日差しと、カラッと心地よい空気みたいな味わいのパスタ。オレガノをたっぷり効かせた、ちょっとだけ甘口の水菜サラダもシャクシャクおいしく、相性ぴったり。オレガノって生野菜と合わせてもイケるんですなー。うむ、満足!ごちそうさまでした。ぽなちゃん、ありがとうございました!


ちなみに先ほどご紹介したぽなちゃんの記事で、最後の方に「小岩井レーズンバター」なるものが登場するのだけれど、最近こいつが気になって気になって仕方ない。おそらくそのうち夢に出てくるし、そうなったら間違いなく「これはお告げだわ……」等と呟きながら、うつろな目で買いに走るの不可避。先日も書いたけれど、noteが生活における私の意思決定にじわじわと影響力を強めているのが、地味にこわい。でも、これに世界一フライポさつまいもverって……食べてみたすぎやしません?

他にも作ってみたい芋メニューが引きも切らずだし、まだまだ芋巡礼の旅は続きそうです。

いただいたサポートは、外で暮らすねこさんたちの生活が少しでもよきものとなるよう、関係団体に送らせていただきます。