武器兵器調達課#70: 「極超音速ミサイル3M22「ツィルコン」」 <ー ウクライナに迎撃宣言をされた極超音速ミサイル

今回は「極超音速ミサイル3M22「ツィルコン」」について見て行きましょう。

「極超音速ミサイル3M22「ツィルコン」」:  ロシア開発の極超音速巡航ミサイルです。ロシア国防省は2022年1月28日、同ミサイルの配備を完了したと発表しました。

性能

  • 射程距離:1000km以上

  • 速度:マッハ9以上

  • 弾頭重量:450kg

  • 発射プラットフォーム:

    • 艦艇:

      • アドミラル・ゴルシコフ級フリゲート

      • グレミャーシチー級フリゲート

      • キロフ級巡洋艦

    • 航空機:

      • Tu-22M3戦略爆撃機

      • Su-57戦闘機

特徴

  • 極超音速飛行:音速の9倍以上の速度で飛行するため、現在の防空システムでは迎撃が困難(だったはず?)

  • 高い機動性:空中で高度な機動性を発揮するため、目標を精密に攻撃可能

  • 多様な目標への攻撃能力:艦艇、陸上施設、航空機など、様々な目標に対して攻撃可能

開発状況

  • 2011年:開発開始

  • 2017年:初の試験発射

  • 2022年:配備完了

運用

  • 3M22「ツィルコン」は、ロシア海軍の重要な戦力として運用される予定です。

  • 同ミサイルは、敵艦艇や陸上施設に対する攻撃に使用されるだけでなく、戦略抑止力としても活用される見込みです。

評価

  • 3M22「ツィルコン」は、ロシアの軍事技術の進歩を示す重要な兵器です。

  • 同ミサイルは、世界の軍事バランスに影響を与える可能性があると評価されています。

この仕様を見ると、本当にウクライナは撃墜できたの?

という感じも受けますが、撃墜されたなら本当にこの仕様通りのミサイルなの?

と思ってきました。

不思議〜。

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