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高木ブーとリンゴスター

先日高木ブーさんの、ハワイアンビートルズカバーアルバム、
その名も、レット イット ブーを聴いてから、
なぜかブーさんのことが頭から離れず、本を買って読んでみました

ブーさんの本を読んで、まず思ったことは、
ブーさんは、ドリフのリンゴスターだということ。

リンゴスターは、ビートルズのドラマー。
元々は別のバンドでドラマーをしていたが、リンゴがドラマーがいいというメンバーからの要望でスカウトされて、ビートルズへ加入。

その後、ビートルズメンバーの間で仲が悪くなった時も、
みんなリンゴとだけは、良い関係を築き続けたという。

加藤茶さんが、ブーさんにはなんでも話せたと、この本では語っていて、
それは加藤さんだけじゃなく、他のメンバーも含めてだったらしい。

そんな話を読むと、
ああ、ブーさんはドリフの中で、リンゴの役割を果たしていたのだな。
そんなことを思ったのです。

どんな組織もバランスが大切で、(例えが古いですが)
巨人のV9時代も王さんと長嶋さんばかりが目立つけれど、
ホームランバッターだけではない、
それぞれが求められた役割をはたす組織だったからこそ、
V9の偉業を成し遂げられたと思うのです。

高木ブーさんの言葉を読んでいると、
そんなドリフの緩衝材の役割を果たしていた言葉を読むと、
不思議と肩の力が抜けて
このままでいいのだと思えるのです。

まさに、レットイットビー(なすがままに)

いや、レット イット ブー(ブーのままに)?


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